【英国ロック72年の70曲】11・Give Ireland Back To The Irish / Paul McCartney & Wings (Apple)
[UK72]【英国ロック72年の70曲】11・Give Ireland Back To The Irish / Paul McCartney & Wings (Apple)
72年の元ビートルの活動ではやはりポールが一番精力的でしょうか?72年1月のBloody Sunday事件に触発されたトピックソング、"Give Ireland Back To The Irish"は、ポール・マッカートニー&ウィングスとしての初のシングル。ポール&リンダ、デニー・レイン、デニー・シーウェルに加えて5人目のメンバーとしてヘンリー・マカロック(g~元グリース・バンド)が加わった第2期ウィングスとしても最初のシングルでした。BBCでは歌詞の内容から放送禁止になっていますが、スライドの入った強烈なロックンロールです。B面は同名のインストですが、未だにCD化されてません。
【名曲リレー678】somebody#2
[名曲リレー]【名曲リレー678】somebody#2
■Somebody To Love / Great Society('66)
ジェファーソン・エアプレインの初期のヒットである"Somebody To Love"は、「Surrealistic Pillow」から参加したグレイス・スリックがそれ以前にやっていたグレート・ソサイエティー時代の持ち歌で、最初期には"Someone To Love"というタイトルだったそうです。よりガレージっぽい音作りのGSヴァージョン意外と気に入っています。
【カナダからの手紙~カナディアンの50曲】47・Be My Baby / Kate & Anna McGarrigle('76)
[カナダ]【カナダからの手紙~カナディアンの50曲】47・Be My Baby / Kate & Anna McGarrigle('76)
ノーマン・シーフによる印象的なジャケのファーストが出たのが75年。すでにリンダ・ロンシュタットが"Heart Like A Wheel"を取り上げていましたが、日本ではほとんど無名だったケイトとアンナのマクガリグル姉妹のファーストはsswファンの間でじわじわと評判になったものでした。ローウェル・ジョージとか参加してましたが、当時の僕にはずいぶん敷居が高かったものです。77年のセカンド「Dancer With Bruised Knees」に入った"Be My Baby"は、なんとOGWT動画がありました。歌うのはアンナです。
【和ものの水曜日】赤い鳥
【英国ロック72年の70曲】10・Organ Grinder / Mark & Almond(Harvest)
ブルーズブレイカーズ出身のジョン・マークとジョニー・アーモンドによるマーク&アーモンドの音楽は、都会的なフォーク〜ジャズロックで、マークがそれ以前にニッキー・ホプキンスらと組んでいたセッション・グループ、スウィート・サーズデイを発展させたかのような音でした。3枚目の「Rising」は日本ではCBSソニーから紹介されましたが、原盤はHarvest。当時からロンドンとNYを拠点にし世界に向けて発信した英国版スティーリー・ダンと言った具合の大人の音楽でした。マークの歌声がとてもいいです。
ロジャー・サットンとトミーエアがリフ・ラフを結成した為、メンバーが代わっており、後にスナフーのコリン・ギブソン(b)と元ジンジャー・ベイカー&エア・フォースのケン・クラドック(g,kb)が参加しています。
【火曜はカヴァー曲のカ】Let's Work Together or Let's Stick Together
ブルーズのカヴァーあげ始めればきりはないんですが、戦前ブルーズマンのウィルバート・ハリスンの"Let's Stick Together"は、"Let's Work Together"のタイトルでも知られ、そっちはキャンド・ヒートやクライマックス・ブルーズ・バンドが取り上げています。でもって"Stick"の方は意外にもブライアン・フェリーが76年のソロでやっています。クリス・スペディング(g)、ジョン・ウエットン(b)、クリス・マーサー(sax)、ポール・トンプソン(ds)。エディ・ジョブソン(p)を従えたPVも印象的。美女はジェリー・ホールです。
【名曲リレー678】watching#2
Watching The Trucks Go By=Somebody Watching Me=Somebody To Love=Somebody's Baby=Baby Friend Of Mine=Baby Don't Scold Me=
Don't Want To Discuss It=Don't You Ever Learn=My Ever Changing Moods=Have You Ever Seen The Rain
Have You Seen Me Lately=Have You Seen The Stars Tonite=Stars Are Stars=Highway Star=Ventura Highway−Endless Highway=Endless えにgま=Endless Flight
Night Flight=Ghost Flight 401=Ghost Town=Ghost Story=Love Story=Never Ending Story=Ending Of A Song=
【名曲リレー677】watching#3
【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】46・Third City Blue / Druick & Lorrange('74)
【月曜の女たち】マーサ・ヴェレズ
【名曲リレー676】watching#2
【英国ロック72年の70曲】9・Ship / Gnidrolog(RCA)
アンダーグラウンドなやつも行きましょう。一般的にはほとんど無名のニドロログ(Gnidrolog)は、ゴールドリング(Goldring)兄弟を中心とした6人組でsaxやcelloをフィーチャーしたプログレ・スタイルのバンドです。意味不明なバンド名は、ゴールドリングのアナグラムとか。インパクトの強いジャケットのセカンド「Lady Lake」は、かつてマーキーからCD化されていたことありまして(リアルタイムでは日本では紹介されてません)、ゴシックというかファンタジックなアートワークはアンダーグラウンド臭があります。この"Ship"は初期クリムゾンからの影響も感じられます。タイプでいえばオーディエンスに近いかなあ。
【ニチヨーロピアン】アース&ファイア
【土曜はゴフィン=キング】Road To Nowhere
リック・クーニャ(クンハ?)やラリー・マレイのフォークロック、ハーツ&フラワーズの67年のファーストに入った"Road To Nowhere"もゴフィン&キング作品でした。とっくの昔に手放してしまったんですっかり忘れておりましたとさ。
【カナダからの手紙〜カナディアンの50曲】45・Hooked On Music / Pat Travers Band('77)
パット・トラヴァースも遅れて来たギター・ヒーローでした。76年にPolydorと契約してデビュー。初期のバンドにはストリートウォーカーズ出身のニコ・マクブレイン(ds~後にアイアン・メイデン)、元アマルガムのマーズ・カウリング(b)がおりました。この人もジミ・ヘン〜ロビン・トロワーの流れを組むギターロックの人です。元スナフーのピート・ソイリー(kb)やグレン・ヒューズが一部で加わった「Makin' Magic」('77)からの曲をRockplast動画より。