2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Sunshine Looks Like Rain / Nigel Olsson

雨の歌#9 78年にAOR風のバラード、”Dancing Shoes”をヒットさせた、ナイジェル・オルソンは、ディー・マレー(b)と共に70’s前半のエルトン・ジョン・バンドのリズム隊だった人。それ以前には、プラスティック・ペニーというポップ〜…

勝手なレヴュー#14〜ショック太郎さん

① Love Is Strange / Wings (1971) ② I Wanna Be Your Boyfriend / The Rubinoos (1979) ③ Feet Don't Fail Me Now / Utopia (1982) ④ I Must Be In Love / The Rutles (1978) ⑤ Which Is True / ジャスティン・ヒースクリフ (1971) ⑥ It's Too Ba…

Walking In The Rain / The Ronettes

雨の歌#8 60’sのガール・グループ&シンガーの中で一番好きなのは、ロネッツというのは、きっと山下達郎の影響だろう。ロネッツの音源がちゃんとした形でいつでも入手できるようになってから、まだ10年ちょっとしかたってないけど、それまではコレクタ…

Right As Rain / The Band

雨の歌#7 76年のウィンターランドでのラスト・ワルツで解散(当時はライヴ活動の休止)した、ザ・バンドの新作「Islands」が77年の春になって届けられたのには、びっくりした。早すぎる。当時リアルタイムで聞いた時は、あまり感じなかったが、…

53■■■独立愚連隊西へ('60日本)

監督:岡本喜八 主演:佐藤允、加山雄三、平田昭彦、フランキー堺、堺左千夫、水野久美、中谷一郎 喜八第7作。「独立愚連隊」のヒットにより作られた続編、とはいっても、似たような話というだけ。前作でも西部劇調アクションが、従来の日本映画にない躍動感…

#5人間牧場

ウルトラセブン第20話 これは怖かった。人間牧場というタイトルも怖いけど、女性の体の一部に宇宙人(ブラコ星人)の食料である胞子を育てると言う話。子供心には難しい話だったけど、どう見ても腫瘍だ。アンヌ隊員とその友人の女性がこれに侵されてしまう。…

Ringing Doorbell In The Rain / Valerie Carter

雨の歌#6 ハウディ・ムーン時代はぽっちゃりでルックス的にさえなかった、ヴァレリー・カーターが77年にソロになった時は、折からの女性ヴォーカル・ブームで、ポスト・リンダ・ロンシュタット探しのため、各レコード会社がしのぎを削っていた。EW&Fの…

52■■■独立愚連隊('59日本)

監督:岡本喜八 主演:佐藤允、中丸忠雄、中谷一郎、雪村いづみ、三船敏郎、鶴田浩二、上原美佐 喜八第5作にして、その名を知らしめた初期の代表作。従来の日本の戦争映画になかった陽性の乾いたアクション。第二次大戦末期の北支戦線を舞台としているが、…

勝手なレヴュー13〜osamuswingさんセレクト

1)OB LA DI OB LA DA/THE HEPTONES 2)THINKIN’BOUT YOU BABY/AMERICAN SPRING 3)TEA FOR THREE/VOICES IN LATIN 4)MR.DIENGLY SAD/THE CRI…

51■■若い娘たち('58日本)

監督:岡本喜八 主演:雪村いづみ、野口ふみえ、水野久美、三宅邦子、上原謙、加東大介、山田真二 喜八第2作。一般的にはほとんど顧みられる事のない作品だけど、屈託のない東宝カラーの明るい青春映画。原作は石坂洋次郎で、千葉泰樹監督の同名作(’51)…

Rainy Day Friend / Kenny Vance

雨の歌#6 ケニー・ヴァンスは元ジェイ&アメリカンズのメンバーで、オールディーズ感覚にあふれた傑作「Vance32」をアトランティックに残している。名盤探検隊がなければ出会うことがなかった1枚でもある。ジェイ&アメリカンズというと、”Thi…

Rain Oh Rain / Fools Gold

雨の歌#5 イーグルス・フォロワーの一番手だった、フールズゴールドは、ダン・フォーゲルバーグのバックバンド出身で、76年に独立、アリスタと契約してデビューしている。メンバーは、デニー・ヘンスン、トム・ケリー、ダグ・リヴィングストン、ロン・グ…

50■■結婚のすべて('58日)

監督:岡本喜八 主演:雪村いづみ、新珠三千代、上原謙、三橋達也、山田真二、仲代達矢 喜八監督の第1作。もちろん未ソフト化の1本で今回が初見となる。マキノ雅弘、谷口千吉らの助監督を経て、初演出となったが大部屋のなじみの俳優を出演させ、すでに喜…

[映画][ヒッチコック]49■■サボタージュ('36英)

監督:アルフレッド・ヒッチコック 主演:オスカー・ホモルカ、シルヴィア・シドニー・ジョン・ローダー イギリス時代のヒッチコックというと、「バルカン超特急」「三十九夜」あたりが飛びぬけててあとは、どうしても古臭い感じになってしまう。日本公開は…

勝手なレヴュー12〜kobbanovaさんセレクト

1)A Hard Day's Night:The Doodletown Pipers (1967) 2)59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy):The Golddiggers (1968) 3)怪獣のバラード:ヤング101 (1971) 4)Gna Gna Gna Gna Gna:The Bugaloos (1970) 5)I Talk To The Wind:Giles > Gil…

■■そして誰もいなくなった:アガサ・クリスティー(ハヤカワHM文庫)

読み返すのは30年ぶりくらいか?76年に創刊された早川書房のミステリ文庫の第1回発売の1つ。クリスティーが赤、クィーンが青、カーが緑、ガードナーが黄、ウールリッチが黒だった(背表紙)。ちょうど中2で海外の推理小説を読み始めだったから、創元…

48■■アリスの恋('74米)

監督:マーティン・スコセッシ 主演:エレン・バースティン、クリス・クリストファーソン、アルフレッド・ルッター 恋に不器用な子持ちの女性が、試行錯誤のゆえにお似合いの男性に出会う話は、ハーバート・ロス監督の「グッバイ・ガール」がまさにそうだが…

[雑記]HELP!

CD-ROM-DriveがCDを読み込まなくなった。DVDは見れるんだけど。 レンズが汚れてるのかな?と思ったけど、クリーナーも読み取れないのだ。 詳しい方教えてください。

It Might As Well Rain Until September / Carol King

雨の歌#4 キャロル・キングというと今ではほとんどの人が、「Tapestry(つづれおり)」に代表されるssw的な作品を想像するだろう。70’sの初め、社会情勢の変化に伴って、「歌」も私的な、内省的な題材を取り上げることが多くなり、sswた…

こぬか雨 / 伊藤銀次

雨の歌#3 シュガー・ベイブが残した唯一のLP「ソングス」は、現在ボーナストラック付でCD化されており、ステージのみ演奏された”愛は幻”や"指切り”が収められている。90's終わりに山下達郎がという企画のライヴをやったときに、”ウィンディ・レイディ”、”…

[映画][ドン・シーゲル]47■■アルカトラズからの脱出('79米)

監督:ドン・シーゲル 主演:クリント・イーストウッド、パトリック・マッグハーン、ロバート・ブラッサム もう何度も見てるので新鮮味はないが、イーストウッドが師匠のシーゲルと「白い肌の異常な夜」(’71)以来久々に組んだ脱獄もの。リアリズムに徹し…

[猟盤]amazonから到着

・The Vanguard Folk Rock Album:VA(Big Beat) ・Have A Heart : BJ Thomas 1692 ・After Hours Vol.3:VA 1982

Raining In Memphis / Dan Penn

雨の歌#2 くしくも、きよさんが日記で車ジャケの話でさらっと触れてたダン・ペンの「Nobody’s Fool」(’73)から。ペンというと、アレサ・フランクリンの”Do Right Woman Do Right Man”、ジェームズ・カーの”Dark E…

勝手なレヴュー11〜junpeeさんセレクト

1.Here There, And Everywhere/ The Beatles('66) 2.Biggest Part Of Me/ Mackey Feary ('83) 3.And Forever/ America ('79) 4.Son Come Out/ The Way ('73) 5.Seattle/ Willow ('73) 6.Is It Love/ Batdorf & Rodney ('75) 7.Countrieside Beauty/ Tender L…

喜八works

そろそろ喜八作品をどばっと見てゆこうかなあ、なんて思ってる。 追悼記事のなにも書けなかった事の代わりに。ここでは、リストを。 結婚のすべて http://d.hatena.ne.jp/Finyl/20050608#p2 若い娘たち http://d.hatena.ne.jp/Finyl/20050611 暗黒街の顔役 h…

 Here Comes That Rainy Day Feeling Again / The Fortunes

feelingつながり。 バーミンガム出身のフォーチュンズは、デビューは63年とかなり古いが、当時はマージービート風の歌と演奏だったが、”You’ve Got Your Troubles”のヒット(’65)以降コーラスを生かしたソフトな音作りに変…