2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
Piggy Go Better('70) ティアー・ガス(Tear Gas)はグラスゴー出身のバンドで後にSAHBのザル・クレミンソン(g)やクリス・グレン(b)がいた事で知られる。ハードロックかと言われると返答に困る音。僕のは米Paramount盤だけど、英Famous盤はレアら…
〜鳥シリーズ hummingbirdは、ハチドリのこと。 元々はレオン・ラッセルのファーストに入っていたスワンプな曲。元プラスティック・ペニーというよりは、70’sのエルトン・ジョン・バンドのds、更にはAOR的な”Dancin’Shoes”の…
最新連作短編集。主人公は死神で対象となる相手を見届け、死に値するか否かを報告する係。いかにもこの人らしいユーモアに満ちた作品だけど、昨日読んだ「魔王」には負ける。
監督:小栗康平 主演:呉昇一、南果歩、浜村純、加藤武、古尾谷雅人、川谷拓三 李恢成の同名原作の映画化。在日朝鮮人二世の青年と在日朝鮮人夫婦に育てられた日本人の少女の恋愛もの。時代は50年代で、青春者にありがちな華やぐ雰囲気は少なく、真摯なム…
〜鳥シリーズ ロッド・スチュワートがその人気をピークに持っていったのは、大西洋を渡りアメリカに活動の場を移してからの数年だろう。サザーランド兄弟の作品を取り上げ、もはや国歌ごとく慕われる”Sailing”を含む、「Atlantic Cross…
傑作「グラスホッパー」が出たときも思ったが、読み終えるのが惜しい、もったいない、と思わせる作家は本当に少ない。全作品を読んでるわけではないけど、伊坂幸太郎はそんな人だ。「魔王」と「呼吸」は対になったような作品で、小説現代別冊のこの文芸誌の…
ウルトラセブン第37話 予算の関係で怪獣、宇宙人の出ない回を作らなければならなかったということは後に知ったこと。この逆境が幸いしてセブン史上屈指の名作が生まれた。脚本は市川森一で、同胞に裏切られた(捨石となった)宇宙人の少女が、同じ宇宙人のモ…
ウルトラセブン第26話 久々の「ウルトラな日々」はCさんのリクエストに答えてのもの。 地球を守るためならば、地球人が生き残るならば、他の惑星を滅ぼすこともやむをえない、という命題は、現在でも大いに考えさせる問題だ。一連の対テロ問題。この話がOAさ…
Original Soundtrack('75)* Greatest Hits('78) 以上10CC。パンク以前のロックとニュー・ウェイヴをつなぐ架け橋となったのは、ロキシー、ボウイといったグラムロックの連中だけど、この10CCもそうだ。独立してから有名になったゴドレー&クリームを含む4人組…
ショック太郎さんの日記でミュージック・マガジンの年間ベストアルバムをなぞった企画がはじまりました。過去をふり返ることが大好きな僕も早速便乗してみました。ただ資料がないのでベストアルバム10枚はきついなあ。 1980年というと世間一般的には、ジョン…
監督:マーク・ライデル 主演:ヘンリー・フォンダ、キャサリン・ヘップバーン、ジェーン・フォンダ 公開当時あわせて150歳近い老夫婦を演じたフォンダ=ヘップバーンが話題となったが、老夫婦の人生の黄昏期に、仲たがいしていた実娘(実生活でも娘のジェー…
〜鳥シリーズ 烏(カラス)は比較的なじみがある鳥だけど、日本ではどっちかというと負のイメージが強いかな。ダン・フォーゲルバーグの「Captured Angel」(’75)は大好きな1枚。そもそもNHK−FMの「クロスオーバー・イレブン」でかか…
〜鳥つながり 第13回セレクトもタイトルつながりだし(ほぼ完成)、しばらく鳥シリーズでいってみよう。「白鳥」に続いて「モノマネドリ」。なんでも北米にいるツグミの一種で「マネシツグミ」としても知られてるとか。この曲は元々チャールズ&イネス・フォ…
映画見た勢いで再読。当たり前だがこっちの方が説明してある。タイトルと裏腹に肝心の「理由」がぼかしてあったという映画の評も納得できる。
〜rideつながり 実はグラムロックは大の苦手だったりする。派手なメイクとかロックファッションは、昔からなんか違和感あったのだ。よって一連のグラムロックも、さらっとヒット曲を流した程度。ボウイもルー・リードもアリス・クーパーもロキシーも僕は…
〜rideつながり フリーというと何と言っても「Fire & Water」、そして「Live」だろう。その間に挟まれたスタジオ作「Highway」(’70)は忘れられがちな1枚で、中ヒット”The Stealer”は入ってるものの、地味な印象はま…
Guitar,Vocal('76) The End Of The Rainbow〜An Introduction To Richard & Linda Thompson('00)* Action Packed('01) 以上リチャード・トンプソン(Richard Thompson)。フェアポート・コンヴェンションのgで独特のトーンのgを弾く人。実はあまり得意では…
〜slowつながり フォガットは、サヴォイ・ブラウンにいたロンサム・デイヴ・ペヴェレット(vo)、トニー・スティーヴンス(b)、ロジャー・アール(ds)の3人がバンドを脱退、ブラック・キャット・ボーンズのロッド・プライス(g)を加え結成され…
〜slowつながり ユニコーンはケン・ベイカーを中心とした4人組のイギリスのバンド。田園志向というかアメリカのフォークロックに憧れながら、出す音はイギリスのそれというパターン。トランスアトランティックからデビューした後、ハーヴェストに移り、…
〜bluesつながり ストーンズ在籍時代は、バンドの状態も上り調子だったこともあって、今もってライヴ最強時代と語られることが多いのは、ミック・テイラーのおかげだろう。脱退後いささか特殊なセッションをこなしていた(ヴァージン初期のジャム、トム…
監督:大林宣彦 主演:勝野洋、伊藤歩、岸部一徳、柄本明、風吹ジュン、赤座美代子、村田雄浩 宮部みゆきの同名原作の映画化。あの長大な原作をよくぞまとめ上げたという感じが強いが、その辺はヴェテラン監督の手腕だろう。元々WOWOWのドラマWの枠で放送さ…
なんとなく懐かしくて買ってしまったが、よく考えればLP持ってたんだった。 リリースは77年。ジャケットは俳優のディーン・ストックウェルによるものだったという事に今回初めて気がついた。前半は、クレイジー・ホースにニコレット・ラーソン、リンダ・ロ…
*[仮想音棚]T5 Bring America Home('71) ティンバー(Timber)はウェイン・ベリー(RCAから素晴らしいソロがある)とジョージ・クリントンのヴォランティアーズのコンビが参加していたカントリーロック。Elektraに2枚のLPあり。1は2枚目。はっきりいって大…
監督:石井克人 主演:佐藤貴広、浅野忠信、三浦友和、手塚理美、坂野真弥、土屋アンナ、我集院達也 石井克人監督というと、デビュー作の「鮫肌男と桃尻娘」が強烈だった・次作の「Party7」もそんなにひどいとは思わなかった。さて第3作はストーリーを説明…
Bareback('77) リチャード・トーランス(Richard Torrance)はShelterからデビューしたssw。1は77年の3枚目でCapitol移籍第1弾。ニコレット・ラーソンがとりあげた”Rio De Janairo Blue”のオリジナルが聞ける。リトル・フィートからビル・ペインとサム・クレ…