2015-01-01から1年間の記事一覧
ブルーズから少しずつ離れていった時期の、いわゆる中期のフリートウッド・マックが、全然売れてなかったというのは「伝説」で、バッキンガム=ニックス参加後のブレイクがあまりにすごかったものだから比較してこういう伝説が出来たんでしょうね。「Kiln House…
70's女性シンガーファンの間で注目されてた「3大カレン」というのがあります。独特の歌声のウッドストックのカレン・ダルトン、小気味よいスウィング感も魅力のカレン・アレクサンダー、そしてDeccaからデビューしたフォーキーなカレン・ベスです。カレン・ベ…
トニー・ジャクソンは初期サーチャーズのg,voだった人で、"Needles And Pins"のレコーディング中に辞めて自身のバンドを組みました。結局65年頃には消えてしまった人ですが、64年のシングルのB面ながら強力なビートナンバーの"Watch Your Step"が忘れられませ…
ソッピーズ・キャメルの人です。グッド・タイム・ミュージックは、僕には共感できるものとできないものがあって、この人アルバム('71,Reprise)では後者ですが、このタイトル曲に限っては間違いなく前者です。日本では一部でもてはやされて、世界初CD化もされ…
へなちょこギター・ポップのモノクローム・セットはCherry Redからデビューした頃から一部で根強い人気がありました。この”Wallflower”は、Wea傘下のBlanc Y Negroから出た12"を愛聴してました。特に”Saloon Bar Mix”がトロピカルっぽくて好きでした。
「有刺鉄線サンドウィッチ」というすごい邦題(直訳ですけど)がついたブラック。キャット・ボーンズは、Novaに1枚残したブルーズロックです。ポール・コソフ、サイモン・カーク、後にフォガットのロッド・プライスらが参加していたと伝えられていますが、正規…
「Greatest Hits Vol.2」からのシングル・カットなのか、シングルヒットがベスト盤に収録されたのか、良くわからないのですけどオリジナルLPには入ってなかったディラン曲。この動画のヴァージョンは違いますけど、何の予備知識もなく買った「Vol.2」は実は…
実はロギメってあんまり得意じゃなくて、あちこちをつまみ食いした程度なんですが、この曲は好きだなあ。トロピカルすぎるというのはやっぱりジャケットなどから受ける印象ですね。カラパナとかパブロ・クルーズなんかと一緒になってて、あまり聞いてないの…
毎年同じような事書いてるんでまあ今年はやめときます。 「Come Taste The Band」に入った”Lady Luck”のかなりアーリーなヴァージョンが見つかりましたが、これならパープルの方が素晴らしい。
そういえばサーチャーズの、というかジャッキー・デシャノンのこの曲やってると聞いて、マガジンの輸入盤レヴューにも出てたし、ヒルマンのこのソロ(90's)をタワーで買った覚えあります。CDのタイトルは「Like A Hurricane」ですがニール・ヤング曲ではない…
僕とお付き合いが長い方には、金曜のややこしいヤツは、もうおなじみのネタばかりなんですが今日のは誰得?というようなやつ。 テキサス出身のsswで70'sには、"Geronimo's Cadillac"や"Wildfire"のヒットを出したマイケル・マーフィー(Murphey)と言う人がいま…
ボックスには収録されたらしいですが、手軽にはなかなか聞けない、Y&Nの72年のシングルです。メロディーは後に”Ocean Girl”に流れますが。バックは「Harvest」の頃のストレイ・ゲイターズでベン・キースのsteelが炸裂。僕はWarner /Repriseのサンプラー(タ…
寄せ集めのライヴ盤「Allise」に新曲として収録された”War Games”は同名い映画の主題歌。スティルスが歌うデジタルっぽい80's型ロック。僕はこの辺でCS&Nももう潮時かなあと感じてしまいました。
フェリーニ作品ではありきたりなんで、「ロミジュリ」のテーマ曲を。このメロディーはモノクロ時代の「サイボーグ009」のTVシリーズで反戦をモチーフにした場面で流れる事が多かった気がします(似たメロディなのかも)。オリヴィア・ハッセーがハッとするくら…
ハチャトゥリアンの"剣の舞"をロックインスト化したヴァージョンは、デイヴ・エドモンズがいたパワー・トリオのラヴ・スカルプチャーが有名です。その曲はもともと長尺だったものをシングル用に編集し68年に全英5位まで上がるヒットとなってます。まあアイディ…
生まれてはじめて間近で見た芸能人は、木之内みどりでした。近所にあったレコード屋に営業でやってきたのです。75年頃の話。ちょうど"学生通り"というシングルのキャンペーンでした。その曲は財津和夫が書いた、ちょっと甘えた感じのメロディーでした。歌は…
バンドとしてはこれ1曲に終わってしまった感があるカトリーナ&ザ・ウェイヴスのこれ大好きです。ソフト・ボーイズのメンバーが組んだ80'sのパワー・ポップです。
ビート系の曲がどんどん少なくなっていったこの時期のスタカンの久々なアッパーな曲でした。カーメル・ハインズ(b)、ヘレン・ターナー(kb)、スティーヴ・ホワイト(ds)、D.C.リー(vo)にポール・ウェラーとミック・タルボットと言うのが当時の布陣。
マージー河周辺では一番でかい音を出す事で知られていたそうです。Deccaから出たこのキャヴァーンでの4曲入りライヴEPはどれもかっこいいし、黄色い声援が熱狂ぶりを語ってます(後でかぶせた??)。リードvoはbassのジョン・ガスタフソンなのか、gのブライ…
おはようございます。 偉大なるウディ・ガスリーの息子です。ウッドストックで歌われた”Coming Into Los Angels”は、ヤクの運び屋の歌ですが、3枚組の弾き語りのライヴ・ヴァージョンが入っていたんであまり考える事もなく覚えてしまいました。スタジオ・ヴ…
雑務をこなしながら小津の「早春」('56)見てました。 名著「小津ごのみ」を書いた中野翠さんあたりは評価低いけど、これ好きなんです。小津作品と言えば、同じような俳優(原節子、笠智衆、中村伸郎、杉村春子)と題材で廻っている、偉大なるマンネリズムが魅力…
あまりに美しいラヴ・アンリミテッドの雨の歌です。僕がこの曲を知ったのはバンド・オブ・ゴールドのメドレーもの、"Love Songs Are Back Again”なんですけどね。
ジャズとかソウルとかカンケーなしにラジオから流れてきたこの曲を好きになりました。スムーズだったからでしょう。ラジオ番組は鶴光の「オールナイト・ニッポン」やったけど。
バンド名はレイモンド・チャンドラーのハードボイルドから取ったのでしょうか?だとしたらバンド名と音楽性がかなり離れてますね。アイズ・オブ・ザ・ブルーのメンバーがそのまま移行したビッグ・スリープは、奇妙なジャケ、Pegasusという希少価値の高いレー…
CD化が遅れてた「On The Beach」は、結構好きな1枚でした。有名作に挟まれて地味な印象を受けますが。ここからのシングルがこの”Walk On”。珍しく前向きな歌なのかなあ。