2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ニッティ・グリッティがなくなりシンプルにダート・バンドを名乗った時期は短かったですが、それまでのカントリー〜ブルーグラス的な部分がうすくなり、コンテンポラリーなAORな風味に近くなりました。昔からのファンには大不評でしたが、フォーキーなAORと…
日本ではポリドールから紹介されましたが、本国ではUA傘下のSunburst、米ではUAから出たホワイトスネイクのファースト。正確には4曲入りEPにセカンドソロ「Northwind」からのセレクトによる米編集盤「Snakebite」がホワイトスネイクの米デビュー作です。ミッ…
デイヴィッド・ブルーが書いた"Outlaw Man"は、もちろん「Desperado」とは何の関係もない曲ですが、あたかも書き下ろしかの様に見事にドンピシャとハマってます。元々はグラハム・ナッシュがprodした「Nice Baby & Angels」に入った曲。初期のAsylumの大傑作…
ウィスコンシン州ミルウォーキーから登場したバッド・ボーイは、あまりのネーミングですが、名前ほどワルな感じはしません。これはセカンドの「Back To Back」と言うセカンドから。ポスト・エアロスミスにはまだ早いかもしれませんが、スターズとかパイパー…
60's後半にはファースト・エディションと言うバンドを組んでいたケニー・ロジャースはソロになって本格的にブレイク。どれもピアノをバックにした歌い上げるミディアム〜バラードで正直どれも同じ感じがするのですが、「The Gambler」からの大きなヒット(翌…
昔からこれってなんだろうと思ってたのが、アセンブルド・マルチチュード(Assembled Multitude)です。ザ・フーの「トミー」からの曲をインスト化しリリースした70年のシングルは16位まで上がってますが、ほとんど歌のない歌謡曲の世界。なんでもフィラデ…
中期と言うのはレイディオ・ノーム三部作の頃です。惑星ゴングから来たキャラクターをメンバーが名乗り、ハチャメチャなストーリー展開の歌詞世界は、初めて接した当時も今もあまりピンときませんが、ティム・ブレイク(syn)、スティーヴ・ヒレッジ(g)、ディ…
リトル・フィート以前のローウェル・ジョージがスライドを弾く"Everlovin' Way"が入ったジュディ・メイハンの70年作「Moments」(Atco)。大した出来ではないけどこういう1枚を見つける楽しみってあるなあ。 https://www.youtube.com/watch?v=too-swB8X5U
ディープ・パープルが好き、というと僕の好みを知ってる人は意外?って顔をしますけど、70's半ばに洋楽デビューした中学生にとって、パープルから洋楽に入るのはしごく、まっとうな道でした〜ビートルズから入る、オリヴィア・ニュートン・ジョンから入る、…
在英の黒人シンガー、マキシン・ナイチンゲールは"Right Back Where We Started From"のヒットで注目された人。78年には"Lead Me On"というメロウなバラードがヒットしています。これホントにイイ曲です。 https://www.youtube.com/watch?v=p8rkTi3wv90
フォークロックと男女混成ヴォーカルグループって重なる部分が多いです。後者はそのまんまソフトロックに置き換えることができますし。 バリー・マクガイアのコーラスをやってた連中が独立したのがママス&パパス。今やミッシェル・フィリップスしか存命の人…
監督:ディック・リチャーズ 出演:ロバート・ミッチャム、シャーロット・ランプリングさらば愛しき女よ [Laser Disc]出版社/メーカー: キングレコード発売日: 1993/07/21メディア: Laser Discこの商品を含むブログ (3件) を見る
ジョージー・フェイム、エリック・バードン、ロング・ジョン・ボルドレイ、ジーノ・ワシントン、クリス・ファーロウ、ロッド・スチュワート、ズート・マニーらの名前が出てくるモッズ〜スウィンギン・ロンドン賛歌です。曲そのものはルーファス・トーマスの"…
元スティーラーズ・ホイールでスコットランドのポール・マッカートニーと呼ばれてたジェリー・ラファティーの"Baker Street"が#1USのヒットになった時はびっくりでした。印象的なsaxのリフの繰り返しが少々くどい(同じリフだし)のが玉にきずですが、ロンドン…
アリス・スチュワートはボニー・レイットやロリー・ブロックの先輩とも言えるブルーズ系女性ssw>rです。ぼくもよくは知らんのですけど、これはオールマンズで有名な"Statesboro Blues"ですが全然違う曲に聞こえます。 https://www.youtube.com/watch?v=uC3…
これだったらしっとり系ですね。雪道ジャケも有名ですが、この曲はセカンドから。ジョン・レノンの「Walls & Bridges」にgで参加した事が有名?なのかなあ。でも一般的には無名のssw。ハングリー・チャックの前身の一つ、ボ・グランプスのLPでも名前を見かけ…
ラジオでかかってたの聞いたことあるくらいしか覚えてないボストン出身の女性ssw。スーツ着て歌う姿がフェミニンな感じじゃなくて、当時ピンとこなかったのです。この1枚しか出してない謎の人。日本盤LPはキングから出てました。"Trip Light Fantastic"はシ…
ボールズ〜スプーキー・トゥース〜オンリー・ワンズのds。ボールズは、北イングランドのバーミンガム周辺の、アラン・ホワイト(ds)、トレヴァー・バートン(g〜ムーヴ)、デニー・レイン(g)、スティーヴ・ギボンズ(g)、ジャッキー・ロマックス(g)らが参加した…
78年と言うとイギリスのチャートではパンク〜ニュー・ウェイヴが台頭してきた頃。ストラングラーズもその流れで紹介されましたが、ずいぶん大人びた印象なのはデイヴ・グリーンフィールドのオルガンのせいでしょうか。ジャン・ジャックのbassがとにかくそれ…
ヴィネガー・ジョー時代はシャウターでありながら、なめらかな歌声も聞かせてくれたエルキー・ブルックスはバンド解散後、MORの世界へまっしぐらで、こんなことやらなくてもいいのになあと思い続けてもう40年になります。今では怪しげな廉価レーベルからベス…
UA(United Artists)は、映画会社をやってた親会社のサントラを出す為に作られたレーベルですが、60's後半にLibertyを吸収してロック関連にも進出、その後EMI系のレーベルとなっています。日本では東芝EMIやキングから出てました。Private Stockからデビュー…
最後はフランプトンです。メガヒットな「Comes Alive」の後のスタジオ新作がヒジョーに大事な1枚な事はわかってまして、プレッシャーの中「I'm In You」を大ヒットさせtレしまうのはやはり勢いでしょうね。スティーヴィー・ワンダーのカヴァーの"Signed, Sea…
もちろんラヴィン・スプーンフルの人で、僕はsswではかなり好きな(十本の指に入る)一人です。「Four Of Us」('71)は一番聴かない1枚なんであえて選びました。 "Well Well Well"は1曲目でタイトなリズム隊は、グレッグ・リーヴスとダラス・テイラーと言うCSN&Y…
イーグルスとは切っても切れないつながりの人である事は誰もが知る事です。イーグルスのデビュー曲"Take It Easy"はジャクソンとグレン・フライの共作で、イーグルスのヴァージョンの方が世には先に出ましたが、個人的にはジャクソンのこのユルいヴァージョ…
ノーマン・シーフによる印象的なジャケットのCapitol盤('75)が有名なガスリー・トーマスですが、僕が最初に耳にしたのは、次の「Lies And Alibis」('76)でした。ゆったりとしたナッシュヴィル産のカントリーロック。 この"Sweet Virginia"では、ソロデビュー前…
ここでナザレスはおかしいといぶかる諸兄の、アメリカではA&Mなのです。77年となると根底にあるものは変わらないまでも、表面上はポップに、アメリカナイズされてきてヴェテランにはつらい時代だった事がわかります。カントリー・ロック風な音ですが、ダン・…
白人と黒人、プエルトリカンとのハーフで70's後半ストリート・ロックの盛り上がりに乗って一部で高い評価を受けたガーランド・ジェフリーズ。77年のA&M第2弾はデイヴィッド・スピノザがprodした「Ghost Writer」です。クールなレゲエ感が心地いい。dsの抜け…
ジェーン・バーキン&セルジュ・ゲンズブールの”Je t'aime...moi non plus”('69〜ちなみにオリジナルはブリジット・バルドー&ゲンズブールのヴァージョンですが、様々な問題を含んでたんで長らく公式には未発表でした)をインスト化した70年のヒット。サウ…
ウェールズのエアウェイヴスは、スプリング、ラヴ・スカルプチャー、ヘルプ・ユアセルフの元メンバーから成るバンドですが、ゆったりとした英国風ポップでホノボノします。この"So Hard Living Without You"、作者がケリー・チェイターなんでびっくり。本国…
グリン、クレイジー・ホースを経てソロになったニルス・ロフグレンは生きのいいロックンロールを得意とするギター小僧という印象でした(バク転のこともあったから)。77年に出た2枚組の「Night After Night」は、ストーンズ的な印象のライヴ盤で、スタジオ盤…