2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【Chrysalis76年の人たち】5・ボニー・タイラー

"Lost In France"は、ボニー・タイラーが"It's A Heartache"で世界的にブレイクする直前の曲です。英日ではRCAでしたが北米はChrysalisだったのですね。ウェールズ出身のハスキー・ヴォイスのsswで、ヨーロッパでは人気がありました。この曲も本国以上に北欧…

【Chrysalis76年の人たち】4・イアン・トーマス

イアン・トーマスはカナダのsswで、"Painted Ladies"('73)のヒットがある人。なんで英Chrysalisでシングルを出してるのかよくわかりませんが、"Rudolph Valentino"は、"Right Before Your Eyes"のタイトルでも知られているポップ曲。80'sに入ってアメリカが…

【土曜はコーラス&ハーモニー】赤い鳥

今では音楽の教科書にも載ってる"翼をください"は、"竹田の子守唄"と並ぶ赤い鳥の代表曲。この動画はドタバタするポンタのdsとざらついた大村憲治のgが印象的なロック的なライヴ。もちろん山本潤子以下のハーモニーも素晴らしい。74年に解散し、ポップなハイ…

17006■■■色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年:村上春樹(文藝春秋)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/12/04メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (23件) を見る

【続ウルトラな日々】盗まれたウルトラアイ

セブン第37話。製作費逼迫から着ぐるみの必要ない回を書いてくれと言われ、市川森一はこのエピソードを書いたと言われます。視聴率は全エピソードで最低でしたが、結果大人向けの作品となりました。マゼラン星から先乗り破壊工作員としてやってきたマヤが自…

アウトキャスト

アウトキャストは、水谷公生(g,vo)や穂口雄右(org)をフィーチャーしたナベプロ初のGSバンドです。67年の"一日だけの恋"はオルガンがたっぷり入ったなかなかカッコイイ曲です。このあと一度解散し、新メンバーで再結成するのですが、その際の"空に書いたラブ…

@ブクオフ江南

・Siestaシエスタアーティスト: 河合その子出版社/メーカー: 株式会社ソニー・ミュージックレコーズ発売日: 1986/05/21メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログを見る

【Chrysalis76年の人たち】3・ロビン・トロワー

プロコル・ハルムのギターだったロビン・トロワーは独立後同名のバンドを組んで、独自のブルーズ・ギター・ロックを確立。特に「Bridges Of Sigh」('74)から3枚はアメリカでトップ10入りする大ヒットとなりました。シングルヒットがあるわけでもなく、これは…

【Chrysalis76年の人たち】2・プロコル・ハルム

僕はプロコルの全アルバム聞いたことあるわけじゃないんでわからないんですが、76年はアルバムがリリースされてません。けどフランスのみでシングル”Adagio Di Albinoni”がリリースという記録があります。なんかの曲の仏語題なのかと思ってたら、17世紀のイ…

【木曜ハードロック】UFO

「Phenomenon」('74)は結構好きなんです。マイケル・シェンカーとかあまりキョーミなんですが、Chryslisがキングから東芝に移ってどさっと再発された中で何故かこれを買ったのはヒプノシスの不安にさせるジャケットのおかげかもしれません。”Space Child”は…

【水曜の女たち】カレン・ローレンス

某所で話題になっているので便乗します。カレン・ローレンスは、LAジェッツという西海岸のポップロックのvoだった人で、LAジェッツは、RCAに1枚76年に出してます。僕がローレンスの歌声を聴いたのは実はこれが最初ではなく、エアロスミスの”Get It Up”のパ…

八月は冷たい城

17005■八月は冷たい城:恩田陸(講談社)八月は冷たい城 (ミステリーランド)作者: 恩田陸,酒井駒子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る

【Chrysalis76年の人たち】1・ジェントル・ジャイアント

76年はChrisalisです。元々はクリス・ライトとテリー・エリスの二人が立ち上げたブリティッシュらしいレーベルで初期はIslandが配給しておりました。76年になると読と得のレーベルカラーも確立。大旋風を巻き起こすのはもう少し後の事です。トップ・バッター…

【火曜はカヴァー曲のカ】Blue Letter

またまた連動企画でスマソ。つーかこの曲はカヴァーの方が有名なんでオリジナルを紹介。バッキンガム・ニックスを加えたフリートウッド・マックが「ファンタ」で取り上げた唯一のカヴァー曲。オリジナルはカーティス・ブラザ−ズで、なんでもレコーディング時…

【RCA75年の人たち】10・ザ・キンクス

RCA時代のキンクスってとっつきにくいイメージあるけど、そうじゃない曲もあります。「Schoolboys In Disgrace」に収録された、ノスタルジックな"Schooldays"もいいです(ちょっとザ・バンド入ってますが)https://www.youtube.com/watch?time_continue=148&v…

【RCA75年の人たち】9・デイヴィッド・キャシディ

パートリッジ・ファミリー出身でバリバリのアイドルだったデイヴィッド・キャシディは70's半ばにブルース・ジョンストンに接近した事で、ポップスの魔法を手に入れました。実際この時期のキャシディのソロは、ポップス・ファンなら十分楽しめます(特に雑音の…

七月に流れる花

17004■七月に流れる花:恩田陸(講談社)七月に流れる花 (ミステリーランド)作者: 恩田陸,酒井駒子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る

【月曜インスト】Stephanie / Buckingham Nicks

連動企画ですんません。最近はクリスティンとデュオを組んだアルバムを出す事がニュースとして伝わった(バッキンガム・マクヴィーとして)、リンジー・バッキンガムが、マック参加前にスティーヴィー・ニックスと組んでたバッキンガム・ニックスの唯一作に…

@ブクオフ小牧中央

・その子 ・Dedication ・Overdoseオーヴァードーズアーティスト: pizzicato five,小西康陽,高木完,野宮真貴,福富幸宏出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2006/03/31メディア: CD クリック: 24回この商品を含むブログ (26件) を見る

【日曜はA1グランプリ】ジョー・コッカー

A1

デビュー作のA面1曲目を貼るA1グランプリ。ジョー・コッカーの68年のデビュー作「With A Little Help From My Friends」のA1はデイヴ・メイスン作の”Feelin' Alright”。トラフィックのセカンドに入ってたナンバーで3DNやGFRもカヴァーし、後年メイスンの懐も…

【RCA75年の人たち】8・スウィート

スウィートも日本盤は米Capitolの流れで東芝から出てたんで英RCAと言う事を忘れてしまいます。75年はこの大ヒットが出ました。ライヴとベストが一緒になった「Strung Up」から。昔からfoxというと必ずrunが入ってますね、タイトルに。https://www.youtube.co…

【RCA75年の人たち】7・ルネッサンス

スチュワート・コープランドの兄マイルズが作るレーベルはIRS(International Record Syndicate)だったりBTM(British Talent Managers)だったり、大げさな名前です。RCAが配給していたBTMの代表アーティストがルネッサンスでした。この時期実はアメリカでも…

17003■エロティックな関係('92日本)

監督:若松孝二 出演:宮沢りえ、ビートたけし、内田裕也 エロティックな関係 [DVD]出版社/メーカー: ジーダス発売日: 2008/12/26メディア: DVD クリック: 22回この商品を含むブログ (3件) を見るレイモン・マルローの「春の自殺者」を映画化した「エロチック…

ファイアボール・ブルース2

17003■ファイアボール・ブルース2:桐生夏生(文春文庫)ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/08/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (19件) を見る

【和ものの金曜日】あんぜんバンド

よくは知らないのですがNovさんのイラストが印象的なあんぜんバンドのセカンド「あんぜんバンドのふしぎなたび」('76)から"偉大なる可能性"です。後半にはmerotoronnの調べも荘厳な感じです。埼玉を代表するバンドだったそうですね。この辺は某アブラヤさん…

【木曜ハードロック】ダスト

強烈なジャケットですが、意外とそうでもないんです。ダスト(Dust)はKama Sutraレーベルの珍しいハードロック。ケニー・アーロンソンの弾く妙に軽い質感のスライドがカッコイイのです。71年のファーストから”Stone Woman”。https://www.youtube.com/watch?v=…

【RCA75年の人たち】6・ピュア・プレイリー・リーグ

ノーマン・ロックウェル風爺さんのシリーズジャケで有名なPPLは,"Amie"のヒットぐらいしか知りません。その曲で歌ってたクレイグ・フラーがアメリカン・フライヤー結成の為に辞めた後のアルバムがこの「Two Lane Highway」。こういうスクエアな感じなもの一…

【RCA75年の人たち】5・ジェファーソ・スターシップ

75年のジェファーソン・スターシップと言えば「Red Octopus」です。前年から正式にスタートしたJSにマーティ・バリンも復帰し、カントナー、スリック、バリンの三頭時代の始まりとなります。"Miracles"と言う大ヒット曲がありますが、アルバムのオープニング…

メラニー

いきものがかりを初めてTVで見た時、voの吉岡さんをメラニーみたいやなあ、と思った事覚えてます。全然音楽は違うけど。メラニー・サフカは70's初めまで絶大な人気があったフォーク系のssw。アイドルっぽいルックスとは裏腹なしゃがれ声や飾らない感じの曲が…

【火曜はカヴァー曲のカ】The Green Manalishi

どうもこのラインから離れられないのですが(^^;; フリートウッド・マック史上最もハードロック寄りな"The Green Manalishi"は、ピーター・グリーン時代の終焉を告げるイカレた歌詞の(ドラッグによる幻影なのでしょうか?)ナンバーですが、これを見事にメタル…