2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ウェールズ出身のバッジーは、70'sのブリティッシュ・ハードにあって初期からメタル的なものを持っていたように感じます。中身が詰まった充実感のあるへヴィ・ロックがバーク・シェリーのハイトーンのvoによく合います。ロジャー・ディーンが描いたセカンド…
60'sにはスティームパケットやトリニティを率いてオルガン・ロックをやっていたブライアン・オーガーが、歌ありのジャズ・ロック的な方向に進むために組んだのがオブリヴィオン・エキスプレスです。後にサンタナに加わるアレックス・リガートウッド(vo)、ア…
方向性の違いでハンブル・パイをやめたピーター・フランプトンは、72年初ソロ「Wind Of Change」をリリース。その後のスタイルに近いメロディアスなポップ・ロックをやっています。ただ72年にこうした上品なロックはなかなか受け入れられなかった感じもあります…
昔も今も常にキッズと共にあった〜とはスレイドを紹介した鈴木さんの名フレーズですが、グラム全盛期の72年スレイドは5曲の大ヒットを全英チャートに送り込んでいます。https://www.youtube.com/watch?v=RPTk5poAa1c
デビュー作から何枚も同時にシングルを出すという作戦も見事に裏目に出て鳴り物入りでデビューした割に散々だった(ブリンズレー・シュワーツの登場もこんな感じだったんでしょうか)シスコ出身のモビー・グレイプです。68年のセカンド「WOW」は、78回転の曲…
ロジャー・ディーンの描くジャケのおかげでプログレ扱いされてますが、パラディンも本質は、ラテン的なテイストを持ったハードロックで、テリー・リードのバンドにいたメンバーによって組まれ71年にBronzeからデビュー。72年にはセカンド「Charge」をリリー…
キリンのファーストに入ったクラプトン参加曲。69年のロンドンのIsland Studioセッションの曲で、ブルーズとブギの中間でこういう曲をもっとやって欲しかった。動画はマナサス直前の71年のライヴらしい。ファジー・サミュエルズ(b)、ダラス・テイラー(ds)、…
フォガット結成のメンバーを失ったサヴォイ・ブラウンは、チキン・シャックのメンバー(デイヴ・ビドウェル(ds)、ポール・レイモンド(kb)、アンディ・シルヴェスター(b))を徐々に引き入れキム・シモンズ流ブルーズ・ロック寄りハードロックを作り上げてゆき…
■Walk Out The Front Door/ Bonnie Raittボニー・レイットの「Home Plate」('75)はルーツ色とコンテンポラリー色がいい塩梅でミックスされています。サウザー、カズ、リトル・フィートにデルバート・マクリントンと言った同時代のsswの作品に交じって"Walk O…
レス・ハーヴェイ(g)を感電事故事故で失ったストーン・ザ・クロウズが若きジミー・マカロック(g)を加えリリースした最終作「Ontinuous Performance」は正直ジム・デューワーがいた頃の「Teenage Licks」あたりには負けるのですが、マギー・ベルのブルージー…
■Back Door To Heaven / Aztec CameraRough Tradeから出た「High Land Hard Rain」につづいて大手のweaから届けられたアズテック・カメラのセカンド「Knife」('84)はやや大げさになってファーストの手作り感がすっかり失われてしまった感じです。prodはマー…
変名 Hans Chrstian Andersen St Valentine's Day Jeremy Spencer Klerk Kant Dukes Of Spice Ronnie&Relatives Traveling Wilberys Coward Bros Levon&Hawks Tartan Horde Arzachel Four Pennies
今でこそ、黒い背表紙(新潮文庫)か青い背表紙(文春文庫)で大半の作品が邦訳されているスティーヴン・キングですけど、最初に出た「キャリー」は超能力少女の話、次に吸血鬼の話の「呪われた町」(集英社)、そして幽霊屋敷と超能力の「シャイニング」(パシフ…
派手な話題とは無縁だったロイ・ブキャナンの名前を知らしめたのはジェフ・ベックが「Blow By Blow」の中で彼に捧げると書いた事でしょう。テレキャスターを弾く、ブルーズ系の渋いギタリストとして注目されたのもこの前後。72年のデビュー作「Roy Buchanan…