2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【火曜はカヴァー曲のカ】If I Can Just Get Through Tonight ?

この曲はフィービー・スノウのヴァージョンばかり上がってきますが元々はアンダーズ&ポンシアのピート・アンダーズが書いた曲でオリジナルは誰だろう?ディオンやビヴァリーヒルズ・ブルーズ・バンド(フォー・シーズンズの変名?)、シシー・スペイセク(!)…

【フリートウッド・マック関連の70曲】63・Rattlesnake Shake('69)

ピーター・グリーン最後のアルバム「Then Play On」からのシングルで従来のブルーズロック路線にややハードロック・テイストをまぶした内容。タイトルのガラガラヘビに呼応したマラカスも使用しています。https://www.youtube.com/watch?v=NaTd_oItViI

【月曜の女たち】ボニー&ザ・トレジャーズ

フィル・スペクターのPhillesをメインレーベルとすると、傍流系のPhi-danから出たボニー&ザ・トレジャーズの”Home Of The Brave”です。バリー・マン&シンシア・ウェイル夫妻が書いたスペクタータッチのガール・サウンド。ボニーことシャーロット・マセニー(オ…

【名曲リレー577】one#3

■Just One Look / Bryan Ferry('93)ブライアン・フェリーと言う人は原曲を解体する名人でもあるのですが、ドリス・トロイが書いてホリーズやリンダ・ロンシュタットで知られるこの曲を見事に別曲に仕上げています・93年なんでまとも聞いてなかった「Taxi」から…

【フリートウッド・マック関連の70曲】62・For What Its Worth / Stevie Nicks('11)

最初はバッファロー・スプリングフィールドのカヴァーなのかと思ったのでしたが、ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートが参加した「In Your Dreams」(Reprise)からのシングルとなったゆったりとした曲。もはや声がどんどん低くなっているのは何とも致し…

【名曲リレー576】one#2

■No One Receiving / Brian Eno('77)まだ歌ってた頃のイーノのソロ「Before And After Science」から。リズム隊はブランドXでパーシー・ジョーンズとフィル・コリンズ。妙に味がある歌声です。https://www.youtube.com/watch?v=ewOXz8VVrmw

【先週の短編】ブリケット窪地(エイミアス・ノースコット)

M・R・ジェイムズと同窓で(イートン校)作家時代も親交があったというA・ノースコットという人はほとんど邦訳がない前時代の英国怪談作家です。いつも通る道なのに姉妹のうち、夢見がちな姉にしか見えない古風な家、いつしか彼女はそのパクストン大佐宅にお茶…

【ニチヨーロピアン】ジョージ・ベイカー・セレクション

70〜71年頃オランダのアーティストが全米チャートを席巻した事がありました。ショッキング・ブルー、ティー・セット、マウス&マクニール、エクスセプション、アフターティー、アース&ファイアー、ゴールデン・イヤリング、フォーカス…(席巻していない人た…

【フリートウッド・マック関連の70曲】61・Keep On Going('73)

「Mystery To Me」に入った奇妙な曲ですが、憎めないのです。ストリングスの使い方が一歩間違えば早すぎたディスコ・ミュージックになります。この時期いろいろ試してる感じが伝わってきて楽しい。途中のアコギのソロはスパニッシュ風味。voはクリスティン。…

【名曲リレー575】number#3

■Number One / The Rutles('77)ラトルズのパスティーシュにニヤリとさせられるのはその徹底ぶりでしょうねえ(さすがモンティ・パイソン一派)。この”Number One”は"Twist And Shout"風で、笑えますし楽しめます。一応設定では62年にParlourphoneからシングル…

【土曜フォークロック】ウィ・ファイヴ

キングストン・トリオのジョン・スチュワートの弟マイケルをフィーチャーしたウィ・ファイヴは、”You Were On My Mind”('65)をA&Mからヒット(#3)させたサン・フランシスコ出身の男女混成のフォークロックです。ベヴ・ビヴァンズのパワフルなvoをフィーチャー…

【フリートウッド・マック関連の70曲】60・In The Skies / Peter Green('79)

ドラッグ問題で一線を退いていたピーター・グリーンの復帰作が79年の「In The Skies」です。PVKと言うレーベルからリリースされ日本ではトリオから出たような記憶。いずれにせよブルーズ・ロックのブームは過ぎ、時代遅れのものとされていた時代でしたので復…

【フリートウッド・マック関連の70曲】59・Little Lies('87)

「Tango In The Night」からの3枚目のシングルで#4まで上がったクリスティン曲。いつもの事ですが突然復活したマックの中でクリスティンの曲はいつもクリスティンらしさにあふれてて安心できます。ただメイクも相当濃くなってはおりますが、スティーヴィーは…

【スワンプ・フライデー】アメイジング・リズム・エイシズ

アメイジング・リズム・エーシズはメンフィス出身の6人組で"Third Rate Romance"が有名なのですが、こういったブルージーな曲もいいです。その昔はピンと来ずに手放したのがちょっと残念。https://www.youtube.com/watch?v=ICFLuohwhj0

【名曲リレー574】number#2

■Lucky Number / Lene Lovich('80)初期スティッフ・レーベルを支えた超個性の一人がエキセントリックなムードのリーナ・ラヴィッチでした。このスキンヘッドなメンバーもまた印象的でした。すごくポップな曲もあれば、この”Lucky Number”の様に奇妙なムード…

【木曜は71年もの】キャロル・キング

sswの時代が本格的にやってきた事を象徴するのが「Tapestry」の大ヒットでしょうね。60'sからアイドル・シンガー、職業作家として活動してきたキャロル・キングは、NY出身で、68年にカリフォルニアに移ってきましたが、これまたNYから移ってきたフライング・…

【フリートウッド・マック関連の70曲】58・Big Towne 2061 / Paris('76)

マックを辞めたボブ・ウエルチがジェスロ・タル、ナッズのメンバーと組んだのがパリスで、ファーストはゼッペリン級のへヴィ・ロックとして日本では渋谷陽一氏が大騒ぎしてましたが、バンドの本質はセカンドの「Big Towne 2061」にあったと思います。という…

【和ものの水曜日】マナ

この人がブレバタの岩沢幸矢夫人だとは知らんかった。ファニー・ヴォイスで知られた人ですがフツーの歌もあります。アッコちゃんが書いた”Gotanda”はそのまんま矢野顕子です。79年のファーストは林立夫prodでした。ティン・パンの2枚目ではアグネス・チャン…

【フリートウッド・マック関連の70曲】57・Crystal('75)

バッキンガム・ニックスのブートを聞くとこのデュオがマックに持ち込んだ曲の多さにびっくり(「ファンタ」の数曲はそう)でしたが正式にスタジオ録音されたのはこの"Crystal"だけでした。リンジーのvoにスティーヴィーがハモります。そういえば「ファンタ」の…

【名曲リレー573】feel#3

■Feel Like Number / Bob Seger & The Silver Bullet Band僕にとってボブ・シーガーと言うとこのアルバム「Stranger In Town」('78)です。デトロイト伝統のロックンロールとR&Bを当世風にまとめ上げ、やっと時代が追いついた(下積みが長い人でした)感じ。大…

【フリートウッド・マック関連の70曲】57・I Miss You / Stevie Nicks('01)

マック再結成のニュース後に出た7年ぶりの6枚目「Trouble In Shangli-La」ではシェリル・クロウやサラ・マクラクランと言ったスティーヴーをリスペクトする若手の参加も話題になりましたが、昔ながらの味わいを聞かせる"I Miss You"の様な曲に思わずほろりと…

【火曜はカヴァー曲のカ】Rope Ladder To The Moon

昨日はジャック・ブルースの誕生日だったそうです。ブルースのファースト「Songs For A Taylor」に入った”Rope Ladder To The Moon”は詩人のピート・ブラウンとブルースの共作ですが、なんかヘンな曲ではあります。そのブルースのアルバムでも協力関係にあっ…

【名曲リレー572】feel#2

■Feel It / Kate Bush('77)何とも妖艶なケイト・ブッシュのファーストからの曲。これは79年のハマースミス・オデオンのライヴでしょうか?その昔宇田川町にあった頃の渋谷タワーの近くのヴィデオ屋で安く買いました。ジャクソン・ブラウンのシカゴかなんかと…

【フリートウッド・マック関連の70曲】55・Heroes Are Hard To Find('74)

苦難を乗り越えて74年にリリースされた「Heroes Are Hard To Find」のタイトル曲。LA録音で今まで以上に明るくなったムードです。hornsがマックの曲に入るのはひょっとしたら「Mr.Wonderful」以来かもしれません。voはクリスティン。ジャケットには久々にミ…

【月曜の女たち】ルビー・スター

ブラック・オーク・アーカンソーと一緒に活動する事が多かったルビー・スターは、BOAの"Jim Dandy"も甲高いvoを聞かせていますが、75年にCapitolと契約しグレイ・ゴーストを率いて3枚のLPを出してます。見た目も怖そうな感じで好みではないんですが、ポール…

【続ウルトラな日々】魔の山へ飛べ

セブン、第11話 タイトルの「魔の山」とは若者の生命がワイルド星人(セブン史上最大の手抜きの衣装でしょう)によって奪われている群馬周辺の山の事。このタイトルの付け方にはグリーグのあの曲やら、トーマス・マンやらがイメージされます。前半でダンが死ん…

【ニチヨーロピアン】タンジェリン・ドリーム

英Virginを通して世界に紹介されたドイツのタンジェンリン・ドリームは、シンセをメインとした3人組で、瞑想的なBGMとしての需要ありましたし、BGMとして聞き流せない主張の強さもありました。いずれにせよ楽器機材の技術的な進歩が今と全然違いますので、膨…

【フリートウッド・マック関連の70曲】54・Better Days / Bekka & Billy('97)

95年の「Time」で一緒だったベッカ・ブラムレットとビリー・バーネットは、そのツアーが終わってマックの活動が一段落するとベッカ&ビリーとして共作アルバムを97年にリリース。ややカントリー的な内容で、この曲はフェイス・ヒルのカヴァーとか。https://ww…

【名曲リレー571】moonlight#3

■Moonlight Feels Right / Starbuckなんともモダンな印象を受けるスターバックのこの曲は途中のマリンバのソロとシンセの絡みが古いのか新しいのかよくわからなくなるのですが、とっても気持ち良いのです。https://www.youtube.com/watch?v=vFPK5paOXnU

【フリートウッド・マック関連の70曲】53・Dancin' Across The USA / Lindsey Buckingham('83)

映画「ホリデイ・ロード400キロ」(原題:National Lampoon's Vacation)のサントラには、リンジーの新曲が2曲入ってました。この"Dancin' Across The USA”は、ドゥーワップなコーラスがオールディーズ・マインドがあってにやりとさせられます。https://www.yo…