人たち

【Reprise75年の人たち】7・フリートウッド・マック

75年のReprise最終作になる「ファンタスティック・マック」は新メンバーによるもので時間をかけて大きなヒットになりました。リンジーとスティーヴィーが持ち込んだものは大きかったのですが、従来のブルーズ・フィーリングのものと結合した曲もありました。…

【Reprise75年の人たち】6・エミルー・ハリス

今も昔もエミルー・ハリスって苦手かも。バディ・ミラーを従えたスパイ・ボーイの時代はぐっと来るところもあったのですが、特に初期のカントリーなスタイルは何枚か買いましたけどピンときませんでした。グラム・パーソンズが見いだした形でグラム込みでデ…

【Reprise75年の人たち】5・ミーターズ

ニュー・オーリンズ・ファンクのミーターズのこの辺のReprise盤は当時日本では出ず、僕も疎かったんで知らないままでした。ネヴィル・ブラザーズの時代になってピーター・バラカンさんがよくラジオでかけたのが、この少し前の「Cabbage Alley」とかその辺。7…

【Reprise75年の人たち】4・ゴードン・ライトフット

ライトフットもカナディアンsswで大御所。UA時代よりもRepriseに移ってからの方が親しみやすい感じです。日本でも74年の"Sundown"あたりのヒットでポップスファンに知られるようになりました。75年の「Cold On The Shoulder」では"Rainy Day People"が好きで…

【Reprise75年の人たち】3・ボブ・カーペンター

カーペンターはカナダのsswですが、「Silent Passage」はエミルー・ハリスのダンナだったブライアン・エイハーンがprodしてる関係でエミルー(vo)やローウェル・ジョージ(g)、ビル・ペイン(p)らが参加。1曲目の"Miracle Man"は親しみやすいメロディーにローウ…

【Reprise75年の人たち】2・ニール・ヤング

ニール・ヤングの「Tonight's The Night」は、クレイジー・ホースのダニー・ウィッテンとCSN&Yのローディーだったブルース・ベリー(ジャン&ディーンのジャンの弟だったとか)のドラッグのオーヴァードースによる死をきっかけに作られたひときわ暗い1枚でした…

【Reprise75年の人たち】1・ジェフ・マルダー

75年はRepriseです。まずは元クウェスキン・ジャグ・バンド〜ベター・デイズ〜ジェフ&マリアのジェフ・マルダー。この75年のソロ「Is Having Wonderful Time」はA面が苦手なノスタルジック路線、B面はアラカルトで僕的には圧倒的にB面です。ジャッキー・ウ…

【EMI74年の人たち】12・オリヴィア・ニュートン・ジョン

米ではMCAですがやはりONJはEMI(日英など)と言うイメージが強いです。とりわけ70's半ば以降日本では洋楽アーティストとしては是地代な知名度を誇ってました。"I Honestly Love You"の再ヒット(でしたっけ?)を含む「Long Live Love」からの"Free The Peop…

【EMI74年の人たち】11・ハイウェイ

フランキー・ミラーの「Full House」に参加したジミー・ホール(kb,vo)とレイ・ミーニット(g,vo)がいたカントリーロックというかイギリスのアメリカ的なのがハイウェイ。数年前にBig Pinkから再発されています。74年のセカンド「Smoking At The Edges」は結局…

【EMI74年の人たち】10・スティーヴ・ハーリー&コックニー・レベル

グラム第2世代として登場したコックニー・レベルはポップ度を増した後期の方が好きなんですが、この「Psychomodo」は特別です。タイトル曲はフリーキーなviolinが入ったポップ曲。「さかしま」という邦題はユイマンスの幻想小説のタイトルから取られたのかな…

【EMI74年の人たち】9・ジョーディー

後にAC/DCのvoとなったブライアン・ジョンソンをフィーチャーしたハードロックがジョーディーです。70's半ばのイギリスのバンドはグラム風味かノングラム風味でわかれてしまうくらいグラムロックの影響は大きかったのですが、このバンドもややグラムよりでし…

【EMI74年の人たち】8・ベイブ・ルース

マカロニ・ウエスタンの曲をやったり、フラメンコっぽい曲があったりと、Harvestからのベイブ・ルースはちょっとわかりにくさがありました。ハードロックなのかプログレなのか、それとも両方なのか?ヒプノシスのジャケからしてプログレっぽいイメージの「Am…

【EMI74年の人たち】7・パイロット

74年のEMIのイチオシはパイロットでしょう。"Just A Smile"は"Magic"ほどイントロにインパクトないですが、甘酸っぱいキャッチーなメロディーが微笑ましくもあります。https://www.youtube.com/watch?v=FR9x1EkXGx8

【EMI74年の人たち】6・スージー・クアトロ

デトロイト出身で渡英しRAKと契約したスージー・クアトロは日本では70's半ば相当な人気があった女性ロックアーティストでした。チャップマン&チンが手掛けたグラム・ロックの流れを組む音です。当時の叩き文句は「サディスティックロックの女王」と結構すご…

【EMI74年の人たち】5・クイーン

日米は当時Elektraから出てましたが本国ではクィーンはEMIからのリリースでした。コーラスを多用したハードロック路線の一つのピークらしいセカンドは、詳しい方によるとクィーンの歴史では別物らしい(後のはそうでもないけどこれだけは好きと言うファンもい…

【EMI74年の人たち】4・エルフ

とりあえずEMI配給のレーベルを並べてるんですが、エルフとはウルトラC的展開ですけど、PurpleもEMI配給なんで。原盤はMGMで「LA59」と言うタイトルでしたがイギリスでは「Carolina County Ball」のタイトルで。prodはロジャー・グローヴァーで後にレインボ…

【EMI74年の人たち】3・ビ・バップ・デラックス

74年のHarvestというと一息ついた感じがします。そんな中から登場したビ・バップ・デラックスは、明らかに次の世代と言う感じで、EMIのアンダーグラウンドなレーベルと言うイメージを少し明るくした気もします。印象的な髑髏ギタージャケのファーストの「Axe…

【EMI74年の人たち】2・ジョージ・ハリスン

当時英EMIの屋台骨を支えてたのはやはりビートルの4人でした。とはいっても閉鎖が確定的だったAppleレーベルはもはや4人以外アーティストはいませんでしたが。ジョージが新レーベルDark Horseを立ち上げたのも74年で、A&Mが配給してスプリンターがデビュー。…

【EMI74年の人たち】1・フォッグ

EMIだけにしてしまうと数がないんで、Harvest,RAK,Parlophoneなどを含めたEMIグループにしてあります。かつては一大帝国と言った感じのこのグループも近年は衰退しておりますねえ。さていきなり知らんところから。フォッグ(Fogg)というグラムロック風な4人組…

70WB 71Capitol 72RCA 73Polydor 74Epic 75Arista 76Mercury 77A&M 78UA 79Columbia69Decca 70Atco 71Reprise 72Columbia2 73UA2 74Island 75RCA2 76Chrysalis 77MCA 78Virgin 79WB269Capitol2 70Polydor2 71A&M2 72Atlantic 73ABC 74EMI 75Reprise2 76Epic2…

【ABC/Dunhill73年の人たち】11・バーサ

若きローズマリー・バトラー(b,vo)をフィーチャーしたバーサは、ガールズ・ロック・バンドの奔りの一つでした。OGWTの動画がありました。73年のセカンド「Can't Stop Madness」からのタイトル曲です。73年のABC編はこれ似て終了。https://www.youtube.com/wat…

【ABC/Dunhill73年の人たち】10・グラッドストーン

”A Piece Of Paper”で知られるグラッドストーンはカントリー〜フォークロックですがCD化遅れてるため何曲か聞いたことある程度。乞CD化であります。73年にはセカンドの「Lookin' For A Smile」が出ています。ここからシングルになった”Natural Inclination”…

【ABC/Dunhill73年の人たち】9・スティーリー・ダン

73年のスティーリー・ダンは「Countdown To Ecstasy」です。まだまだロックバンドらしさを保っていた時期の1枚(セカンド)。とはいっても要所要所にゲストを迎えてます。"Show Biz Kid"でのスライドはデリンジャー。ジェフ・バクスターやダニー・デイアスとい…

【ABC/Dunhill73年の人たち】8・トーマス・ジェファーソン・ケイ

70's初めにはホワイト・クラウドと言うバンドでスワンプっぽい音をやってたそうですが、その後prodとしてもジーン・クラークやボブ・ニューワースを手掛け知る人ぞ知るという存在になってました。ABC/Dunhillに残したソロはスティーリー・ダン人脈でフェイゲ…

【ABC/Dunhill73年の人たち】7・ジョン・ケイ

ステッペンウルフのジョン・ケイは見た目がこわもてなんできっとハードな音楽だろうと想像しますが、こういう曲もやってます。まあ見た目で判断してはアカンなあということ。ファーストとセカンドの2in1を持ってますが、聞いてびっくりでした。73年のセカン…

【ABC/Dunhill73年の人たち】6・オーリアンズ

セカンドはアメリカで何故か出ず日本やヨーロッパでは「Before The Dance」という1st&2ndの2枚組になってた記憶。LAへ行ってAsylumと契約してブレイクした印象ですが元々は東のバンド。ジョン・ホールのよくしなるgが印象的でした。この曲は73年のファースト…

【ABC/Dunhill73年の人たち】5・ジョー・ウォルシュ

名義はソロですが、ウォルシュ=ケニー・パサレリ=ジョー・ヴァイターリ=ロッキー・グレイスのバーンストームのセカンド「The Smoker You Drink, The Player You Get」です。"Rocky Mountain Way"が入ってる事から知名度はありますが、結構地味な内容で前…

【ABC/Dunhill73年の人たち】4・スリー・ドッグ・ナイト

3DNに遅れた世代なんで、ライナーノーツとかで書かれた「熱狂」はピンとこないのです。後追いで聞いてみてもなかなか実感がわかない。それでもいくつか好きな曲はあります。ダニエル・ムーアが書いた"Shambala"もそう。3位まで上がった大ヒットです。https:/…

【ABC/Dunhill73年の人たち】3・ダイアモンド・ヘッド

もう1曲ランバート&ポッターがらみのものを。"if that's the way that you want it "と言うこの曲どっかで聞いたことあると思ったらタヴァレスか?コノダイアモンド・ヘッドと言うグル―プは、知りませんが、とてもメロウでいい感じ。https://www.youtube.com…

【ABC/Dunhill73年の人たち】2・フォー・トップス

Motownを離れたフォー・トップスの73年作「Main Street People」から、ロック・ポップスきでも十分楽しめる" Am I My Brother's Keeper"です。ほとんどの曲をデニス・ランバート&ブライアン・ポッターが手掛け、prodにもスティーヴ・バリと並んで名前があり…