今年買ったもの

60'sのストーンズ(i)

60年代のストーンズって、ずいぶん前に聞き込んだつもりだったけど、米AbkcoからSACDがデジパックで出て('02)、最近それが紙ジャケになったことで、デジパック仕様のものが中古屋に流れている。バーゲンもあったので、何枚か買ってみた。ビートルズ同様英米…

closer#3

■Getting Closer / Wings 79年に出たウィングスのラストLP、「Back To The Egg」から。「London Town」で3人になったウィングスは、新たにローレンス・ジュバー(g)、スティーヴ・ホーリー(ds)を加えた5人となったが、このアルバムは豪華(無駄とも言う)ゲス…

closer#2

■Growing Closer / Humble Pie スモール・フェイシズ解散後、スティーヴ・マリオット以外の3名はロン・ウッド、ロッド・スチュワートとフェイシズを結成する(デビュー作は当初スモール・フェイシズ名義でリリース)が、マリオットは、元ハードのピーター・フラ…

you#2

■Woman Don't You Cry For Me / George Harrison A&Mが配給権を持っていたダーク・ホース・レーベルがワーナー・ブラザーズに譲渡された権は、当時ずいぶん揉めたようだったが、いくつかの問題をクリアして76年にリリースされたのが新生ダーク・ホースの第1弾と…

time#3

■The Last Time I Was Fooled / Brinsley Schwarz ブリンズレー・シュワーツの3枚目はイアン・ゴム(vo)が加わって5人組となったもの。ネットの世界でも周期的に「パブ・ロック」って何?というギモンがBBSやブログで繰り返されるが、要はパブで演奏されるロッ…

long#2

■Long Flowing Robe / Todd Rundgren 今では信じられない話だけど、80'sの半ばにライノがずらっとトッド・ラングレンのアルバムを再発(当時はLPも出てた)するまで、日本ではワーナーから出てたベアズヴィル時代(CBSソニーから出たものは除いて)のものは数枚…

night#3

■Long Hot Summer Nights / Wendy Waldman マンドリンやらダルシマーを抱えて歌うフォーキーなsswと言うイメージがあるウェンディー・ウォルドマンだが、キャリアのピークともいえるWarner Bros時代は、日本ではリアルタイムで全く紹介されずに、リンダ・ロン…

together#3

■Let's Spend The Night Together / Claudine Longet クロディーヌ・ロンジェを初めて聞いたのは、タツローの「サウンドストリート」だった気がする。この「はかなげな歌声」がなんとも可愛らしく思ったのだけど、80's当時LPを入手するすべもなくきたら、ロジ…

again#2

■Home Again / B W Stevenson B W スティーヴンソンの名前は"My Maria"のヒット曲を知ってただけ。まあよくあるカントリー系のsswという認識だったけど、セレクト合戦でとしひこさんが"Texas Morning"(これはマイケル・マーフィーの曲)を入れてて、なかなか…

you#3

■You Can't Do It Right / Deep Purple 一部の好事家を除いて全く評価が低い3期パープルとしては2枚目にあたる74年作がこの「Stormbringer」。一般的に言われてることは、リッチー・ブラックモア(g)がデイヴィッド・カヴァーデイル(vo)とグレン・ヒューズ(b,v…

you#2

■You Take My Breath Away / Claire Hamill ずいぶん前にBlueprintから出たCDはジャケットが変わっていたけど、日本のAir Mailから出たものはめでたくオリジナルジャケットに戻されていた。クレア・ハミルの3枚目「Stage Door Johnnies」('74)の話。キンクス…

me#2

■Can You Hear Me? / Caravan 70's後半多くのプログレ・バンドが衰退してゆく中で、ポップに変化を遂げてゆくものもあれば、志をそのままに非商業的な活動を地下にもぐって続けてゆくものもあった。ビッグ・ネームはそれなりのセールスを記録してはいたが、時…

child#2

■My Child / Catherine Howe 70年にCBS傘下のリフレクション*1というマイナー・レーベルからリリースされた、キャサリン・ハウのデビュー作「What A Beautiful Place」は、湖のほとりにたたずむ少女の後ろ姿をとらえたジャケット*2と共に長い間英フィメール…

boy#2

■Lookin’ For Boys / The Pin-Ups 05年にライノから出た4枚組のガール・グループの箱「One Kiss Can Leads To Another」はまさしく決定版とも言える内容。収められた約120曲は有名曲もあるけど、このジャンルを15年くらい聞いてきた熱心なファン(とも言えな…

from#3

■Boy From The Country / Michael Murphey 最近マイミクのkeiさんのところでも話題となってたマイケル(・マーティン)・マーフィーといえば、やはり"Wildfire"にとどめを刺すのだけど、それ以外の作品もなかなか捨てがたく、気がついたらだいぶ集まっていた。最…

country#2

■October Country / October Country ウエスト・コースト・ポップ・アート・エクスペリメンタル・バンドのマイケル・ロイド(スピルバーグの処女作「アンブリン」に音楽を付けた事でも知られている)が、prodし、ほとんどの曲を手がけたのがオクトーバー・カント…

like#3

■A Girl Like You / Young Rascals ラスカルズの事なんて何も知らなかった頃、クィック・フォックス社から出たピーター・ガンバッチーニ編の「これが最高」(アメリカの数十名の音楽評論家によるベストアルバム選、最近レココレでやってるやつの30年前のパター…

like#2

■Love Is Like Oxygen / Sweet 酸素(0xygen)という単語をこの曲で覚えた気がする。スウィートの晩年のヒット曲。このバンドも東芝というイメージが強いけど、英原盤はRCAだったりする(当時は米Capitol経由でリリース)。グラム・ロック・バンドとして、70's半…

time#2

■Mighty Fine Time / Bill Wyman ビル・ワイマンがストーンズを抜けてからどのくらい経つのかよく判らないけど、最近はリズム・キングスとしての活動が軌道に乗ってるようだ。ワイマンが74年にストーンズ・レーベルから出した初ソロが「Monkey Grip」で、当時も…

love#3

■Time For Love / Leon Russell 74年に出た「Stop All That Jazz」は、全盛期を過ぎ緩やかに下降線を描き始める頃の1枚。釜茹でにされそうになっているジャケットは、ちょっとマズいのではないか? ナッシュヴィルでピーと・ドレイク(steel)、カール・ヒメル(…

light#3

■First Light / Camel 旧邦題は"光と影"だったけど、渋谷陽一の「ヤング・ジョッキー」で初めて聞いたときは、てっきり"光トカゲ"だと思ってた。メル・コリンズ(sax)、リチャード・シンクレア(b,vo〜元キャラヴァン、ハットフィールズ)が加わったキャメルの77…

train#2

■Glory Train / James Hendricks 宇田さんの「West Coast Rock」(DIG)見て買わなかんと早速買った1枚だけど、ちょっと違った。一言でカントリー・ロックといっても、フライング・ブリトウズみたいな真摯なもの、エリア・コードのようなナッシュヴィル産のも…

night#2

■How Goes The Night ? / John G.Perry 「Sunset Wading」は、確か80年ごろにキングのユーロピアン・ロック・コレクションの中で日本盤LPが出て買った覚え。キャラヴァン〜カーヴド・エアーの全盛期のbassistだった、ジョン・ペリーのソロで、いわゆるプログ…

チェリー・ピープル

■Golden Classic Edition / Cherry People 94年にCollectablesからCD化された(悪名高きこのレーベルは、ただ出しました、と言うだけで解説等一切なし)チェリー・ピープルの唯一のLP。ワシントン出身のソフトロック〜バブルガムで、スパンキー&アワー・ギャ…

ポール・ウイリアムス

■Someday Man / Paul Wiliams ロジャー・ニコルスがprodしたポール・ウイリアムスの1st「Someday Man」は日本ではもう10年位前からソフト・ロック周辺で話題となってたLPだけど、アメリカでは05年にやっとCD化。僕なんかの世代だとポール・ウイリアムスというと…

mama#2

■To Mama From Christopher And The Old Man / Stephen Stills 「孤高の世界」という邦題が付いた「Stills」('75)は、Columbia移籍第1弾で、70's半ばのスティルスの代表作、とずーっと思ってたけど、今年CDで買いなおして改めて聞いてみると、曲はいいのだけ…

man#3

■Motorcycle Man / John Simon アル・クーパー、トニー・コジネク、ジョン・サイモン。この3人の共通は日本で突出した人気を誇ってること。もちろん突出したといっても程度問題だけど、ザ・バンドのプロデューサーとして有名なサイモンの場合。世界に先駆けてL…

boy#3

■Half A Boy And Half A Man / Sleepy LaBeef ニック・ロウというと僕はやっぱり初期の日本ではワーナーから出てた(レイダー〜Fビート時代)のイメージが強くて、アメリカンな音になったRCA時代はちと違う気もする。一番熱心に聞いてたのは、90's初めごろか…

ウィングス

■London Town /Wings 78年に出たウィングスの7作目。これは当時友人から譲り受けた記憶がある。"With A Little Luck"が#1になってその印象が強いけど、前作が大ヒットしたライヴ盤で、一区切りつけ原点回帰的な音、英国的な香りがする。レコーディング(ヴァ…

song#3

■Song For Jenny / Humble Pie ハンブル・パイというとスティーヴ・マリオットのブラック志向が鼻につく感じもあって、それほど熱心に聞いた覚えはないのだけど、名盤とされる「Smokin'」なんか、どうもピンと来なかったのだ。ピーター・フランプトンのいた初…