女たち

【水曜の女たち】キャシ・マクドナルド

キャシ・マクドナルドといえばジャニスの後任としてビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーに参加したパワフルな女性シャウターですが、リオン・ラッセル人脈でジョー・コッカーの「Mad Dogs And English Men」やらデラニー&ボニーのアルバムにもコー…

【水曜の女たち】シンディ・ウィリアムス

「アメリカン・グラフィティ」のローリーではないです。ほとんど無名な英ガールズ。66年から67年にかけて3枚のシングルを残したスウォンジー出身のウェリッシュ。僕はこの”They Talk About Us”('67,Parlophone)しか知りません。わりと過剰なアレンジでゴージ…

【水曜の女たち】レイチェル・ファーロ

レイチェル・ファーロに関してはほとんど知りません。ジョン・サイモンがprodしたファースト「Refugee」('74)がレココレに載ってたくらい。僕はセカンド「II」を持ってました。ウッドストック周辺の女性sswと言う話でしたが、ちょっと印象が違ったなあ。呪文…

【水曜の女たち】キャロル・ベイヤー・セイガー

80'sにはバート・バカラック夫人だった作詞家のキャロル・ベイヤー・セイガーのキャリアは古く、60'sにマインドベンダーズの"Groovy Kind Of Love"をトニ・ワインと共作したのが最初のヒットらしいです。不遇な時代もありましたがメリサ・マンチェスターとの…

【水曜の女たち】アンナ・リッゾ(グルートゥナ)

昨日別のところでグルートゥナ(Grootna)の話を書いたのですが、こちらにも。繰り返しますけどt読まないかもしれませんので、そうした場合はグルーナですね。 71年にJAのマーティ・バリンのprodでColumbiaからデビューした6人組のシスコバンド。メンバーには…

【水曜の女たち】ディアンヌ・ダヴィッドソン

大概のものは一度はCD化されてると思いがちなこのご時世ですが、まだまだCD化されてないものがあることはあります。リンダ・ロンシュタットと親交があった巨漢のカントリー系女性シンガー、ディアンヌ・ダヴィッドソン(Dianne Davidson)は、十代でデビューし…

【水曜の女たち】ジャッキー・ラルフ

カナダのソフトロックのベルズ(Bells)の紅一点です。モントリオールで結成され、元々ファイヴ・ベルズを名乗っていたそうですがベルズに改名。70年に"Fly Little Dove"をカナダでヒットさせています。71年の#1(カナダ)"Stay Awhile"は、セクシーなウィスパ…

【水曜の女たち】ジェーン・カヴァーン(ルーム)

ルーム(Room)と言うバンドの存在を知ったのはエジソンから出た日本盤CDで、当時気に入ってたアフィニティのような女性シャウターのいるブルーズ~ジャズロックとして貴重な存在でした。70's初めの英ロックは超個性派の集まりで、有名無名を問わず、目立って…

【水曜の女たち】レパラータ&ザ・デルロンズ

ガール・グループ、ガール・アイドル・シンガーと言うジャンルが機能していたのは、サイケ時代前まででロックの多様化と共に時代遅れな物として風化してしまいました。 この前FB友の方がレパラタ&ザ・デルロンズの素晴らしい曲を紹介してくれました。このグ…

【水曜の女たち】ヌーシャ・フォックス

スーザン・トレイナーの名前でウッドン・ホースと言うフォークバンドをやってたころはフツーのvoだったんですが、70's半ばにフォックスを組んでからのヌーシャ・フォックスのvoはヘリウム・ガス吸ったようなファニー・ヴォイスです。髪型と顔立ちはオールド…

【水曜の女たち】エリザベス・バラクラフ

エリザベス・バラクラフの事を知ったのはベアズヴィル・レーベルのボックスでしたが、そこに入ったポール・バタフィールド(のGFだったらしい)参加曲よりも、一社にあったスリー・サウンズ・カンパニーで買った次のセカンド「Hi」に入ったものの方が心地よ…

【水曜の女たち】カレン・ローレンス

某所で話題になっているので便乗します。カレン・ローレンスは、LAジェッツという西海岸のポップロックのvoだった人で、LAジェッツは、RCAに1枚76年に出してます。僕がローレンスの歌声を聴いたのは実はこれが最初ではなく、エアロスミスの”Get It Up”のパ…

メラニー

いきものがかりを初めてTVで見た時、voの吉岡さんをメラニーみたいやなあ、と思った事覚えてます。全然音楽は違うけど。メラニー・サフカは70's初めまで絶大な人気があったフォーク系のssw。アイドルっぽいルックスとは裏腹なしゃがれ声や飾らない感じの曲が…

ヴァレリー・カーター

もう何度目かの登場であります。昨秋にAORCITY1000と言うシリーズで1000円でソニーからまたも再発(歌詞対訳は付いてません)されたファーストを懲りもせずに買いました。77年当時リンダの次の歌姫を決める各社のキャンペーンの中、Columbiaがプッシュしたの…

メイ・マッケナ

グラスゴー出身の英フォークロックでTransatlanticにLPがありましたコントラバンドの歌姫。なんといってもその澄んだ歌声が印象的な人です。その後ソロになって出したCDを1枚買いましたがエドガー・ウィンターやランディ・ニューマン、ジョン・レノンの有名…

クリッシー・クエイル(デイライト)

今日のはマイナーです(^^) 英RCAにたった1枚LPを残して消えたデイライト(Daylight)というフォーク・ロック5人組がおりました。エレクトリックな曲はないものの、メンバーにはdsがいるので一本調子な弾き語りではない事が、僕にとって飽きさせない理由の一つ…

リタ・ジーン・ボダイン

リタ・ジーン・ボダイン(Rita Jean Bodine)は74年に20th Centuryから2枚のLPを出してる女性シンガー。日本盤も出てないし詳細不明ですが、短髪でマニッシュな風貌、音はソウル〜ファンク的なニュアンスも感じさせます。バック・ヴォーカルとして名前を見た…

【金曜の女たち】バナナラマ

ユーロビートに特化して全世界的にブレイクする前、このゆるい三人組は、80'sUKニュー・ウェイヴに花を添える癒し系でした。Londonから出たファーストは、ぶりぶりのアイドル路線の曲もありました。ファン・ボーイ・スリーとの共演シングルでは、合コンっぽい…

【金曜の女たち】クレア・グローガン

オルタード・イメージズの事覚えてますか?80's初めに”Happy Birthday”をヒットさせたニュー・ウェイヴのバンド。紅一点のクレア・グローガンは日本では、ぶりっ子クレア としてML誌などで人気ありました。音楽的には80's初めのブリティッシュ・インヴェイジ…

リンダ・ロンシュタット

もうとにかく”Lose Again”が好きで、初めて買ったリンダのアルバムが「風にさらわれた恋」でした。ラジオでは"That'll Be The Day”がたまにかかってましたが、まだまだ知名度も低かった頃です。カーラ・ボノフが3曲取り上げられ大抜擢となった1枚。このスタジ…

ローレン・ウッド

チャンキー、ノヴィ&アーニーで2枚出した後(どっちも同じタイトルの「Chunky,Novi&Ernie」でした)、チャンキーはローレン・ウッドと言うステージネームで79年のマイケル・J・ジャクソンのprodでWarnerからソロデビューします。といっても、ノヴィやアーニ…

レスリー・メンデルソン

結局のところ、この人は「Swan Feathers」('09)しか?出してないんでしょうか?「ミュージック・マガジン」の輸入盤紹介のページの渡辺亨さんのレヴュー読んで気に入って注文した、白人女性sswのデビュー盤。同じ頃注目されてたダイアン・バーチに比べると、…

オーキッズ

オーキッズ(Orchids)は63〜64年に4枚シングル出して消えた14歳のガール・グループです。3人ともお世辞にも可愛くないんですが、米ガールズにないやんちゃな雰囲気がなかなか楽しい。一番有名なのはレイ・デイヴィスが書いた"I've Got That Feeling"('63,Dec…

エルキー・ブルックス

ヴィネガー・ジョー時代はシャウターでありながら、なめらかな歌声も聞かせてくれたエルキー・ブルックスはバンド解散後、MORの世界へまっしぐらで、こんなことやらなくてもいいのになあと思い続けてもう40年になります。今では怪しげな廉価レーベルからベス…

ジュリー・ミラー

90's終わりごろか、ちょっとの間ですけど、オルタナ・カントリーに夢中だったことありました。ウィルコ、ウィスキータウン、ジェイホークス、そしてバディ&ジュリー・ミラーをよく聞いてました。いつの間にか黒髪を脱色したエミルー・ハリスが、ゆったりとし…

キャサリン・ハウ

湖畔(と言うよりも沼だ)に佇む背を向けた少女、というある意味禁じ手のジャケもあったのか、英フォーク系女性sswのレア盤としてかつては紹介される事も多かったキャサリン・ハウのファースト「What A Beautiful Place」('71)は、今ではCD化されてて手軽に聞…

バーバラ・チャンドラー

”It Huts To Be Sixteen”(’63)というアンドレア・キャロルのヒット曲がありますが、個人的な好みではこのバーバラ・チャンドラーのヴァージョンのほうがぐっと好みです。80'sに英Kentから出たオムニバスの「Where Girls Are」(サウンド・ストリートでタツ…

ジュディ・ヘンスキ

ジュディ・ヘンスキ(Judy Henske)は60'sに活躍した女性フォークシンガーです。全盛期ともいえるElektra時代の作品はあまり興味ないのですが、末期ラヴィン・スプーンフルのジェリー・イエスターと組んだヘンスキ=イエスターは陰陽の付いたフォークロックで…

ルー・アン・バートン

82年にジェリー・ウェスクラーと当時R&Bに傾倒していたイーグルスのグレン・フライがprodした「Old Enough」(Asylum)でデビューした女性シンガーです。なんといっても2曲のフランキー・ミラー曲を取り上げてたのがえらい!メジャーからはこの1枚で、その後…

キャシー・スミス

カリフォルニア出身のsswで、フリー・フォークがもてはやされた00'sにちょっと話題になりました。デビュー前のジャクソン・ブラウンやパメラ・ポランド、ジミー・スフィーリス何かと交流があったりしたそうです。デビューがインディーのStormy Forestなんで…