このハーモニカを聴け!2

1)Country Girl:Ozark Mountain Daredevils ('74) オザークスは、ミズーリ州(地図で確認してください)出身のカントリー・ロック・バンド。prodは初期のイーグルスを手がけたグリン・ジョンズとA&MのA&R、デイヴィッド・アンダールなんで、イーグルス的なもの…

このハモ聴 #7シリル・デイヴィーズ

● A Shot Of Rhythm And Blues−The R&B Era Vol.1 / VA シリル・デイヴィーズのR&Bオールスターズといえば、60's初めの英R&Bシーンで頂点に立つ存在だった。当時のシーンはスキッフルのブームのあと、ジャズやブルーズが混在となった感じで、何しろビートル…

このハモ聴 #6ポコ

● Find Out In Time / Poco 僕の一番好きな時期のポコは、Fab4と呼ばれる4人体制(ポール・コットン、ラスティ・ヤング、ジョージ・グランサム、ティモシー・シュミット)の頃で、この70's半ばの力強いポコを一度生で見たかったなあとつくづく思う。ティモ…

このハモ聴 #5オリジナル・ラヴ

● Rainbow Race / Original Love オリジナル・ラヴも一応ネオGSから始まってるので、最初の頃はおさえてたのだけど、音楽性がどんどん違う方に行ってしまって、メジャーデビュー後すぐに断念(それでもファーストの後ライヴに行った)。その少し前頃第2期ピチ…

このハモ聴 #4ジャクソン・ブラウン

●Jackson Browne / Jackson Browne 72年に出たジャクソン・ブラウンのファーストは布袋を模したジャケットで、使用前に浸すこと(Sature Before Using)というキャッチフレーズが書かれていて、これがアルバム・タイトルと勘違いされている傾向がある。ちなみ…

このハモ聴 #3クライマックス・シカゴ

● Rich Man / Climax Chicago クライマックス・ブルーズ・バンドも多くの英国産ブルーズ・ロック・バンド同様、時代と共に変遷の歴史をたどってきたバンドだ。初期にはガチガチのシカゴ・ブルーズ・スタイルだったが、72年の「Rich Man」あたりから音楽の幅を広…

このハモ聴 #2ロン・デイヴィーズ

● Silent Song Through The Land / Ron Davies 日本ではロン・デイヴィスと表記されるが、Daviesなのでデイヴィーズもしくはデイヴィースだろう(まずお断り)。かつて帽子を飛ばしたジャケットの「UFO」('73)というLPが日本で紹介された時、線の細いスワンプ…

このハモ聴 #1フレッド・ニール

● Everybody's Talkin' / Fred Neil 第4回セレクト合戦の「このハーモニカを聴け!」が僕のデビューセレクトだった。当時は参加者が6名程度だった覚えだけど、名刺代わりということもあって、70'sアメリカン・ロック中心の内容にした。もちろんハーモニカが使…