linda

【リンダが歌う60曲】33・I Think It's Gonna Work Out Fine

古いアイク&ティナ・ターナーのナンバーを取り上げたもので「Get Closer」('82)では、ジェームズ・テイラーとのデュエットでした。 この82年のライヴではイントロJT間違えてしまうのが御愛嬌。https://www.youtube.com/watch?v=oJhDVMZk00w

【リンダが歌う60曲】32・Heat Wave

マーサ&ヴァンデラスのこの60'sモータウン曲は、同時代の英バンドや60's志向の80'sビートバンドも数多く取り上げました。リンダのヴァージョンは「Prisoner」に収められたものでえらくアメリカ的な明るい印象でした。テンポを落とした事もあるのでしょう。…

【リンダが歌う60曲】31・Winter Light

アニエシュカ・ホランド監督の「秘密の花園」の主題歌だった”Winter Light”は93年の同名作から。ピアノの弾き語り+オーケストラですが、神々しさを感じ焦る歌声です。https://www.youtube.com/watch?v=1KCZRMa_7sw

【リンダが歌う60曲】30・Dedicated to the One I Love

ママス&パパスで有名になったシュレルズ曲をカヴァーした"Dedicated To The One I Love"は同名のララバイ集('96)から。企画ものではありますが、クィーン、ロネッツ、ビーチ・ボーイズなどのカヴァーもあって楽しい1枚。動画は99年のロージー・オドネル・シ…

【リンダが歌う60曲】29・When Will I Be In Love

「悪いあなた」('75)に入ったエヴァリー・ブラザーズのカヴァーです。ケニー・エドワーズ、アンドリュー・ゴールドとのハーモニーも力強いです。77年頃までステージでの重要なレパートリーでした。この曲と次の"Willin'"はシームレスなので脳内ではイントロが…

【リンダが歌う60曲】28・When I Grow Too Old to Dream

オスカー・ハマースタイン作のスタンダード曲を取り上げたことで「What's New」以後のスタンダード路線の試しをここでやったと後になっていえそうです。それほどいろんな事にチャレンジした「Living In The USA」はミス・アメリカと言う邦題にふさわしかった…

【リンダが歌う60曲】27・Faithless Love

"あてにならない恋"とはいい邦題。サウザーが書いてリンダに贈った名曲です。「Heart Like A Wheel」はアンドリュー・ゴールドの頑張りが目立つ1枚で、g,ds,kbと大活躍です。LPではハーブ・ペダーセンのbanjoをフィーチャー。動画は75年のNew Jerseyでのライ…

【リンダが歌う50曲】26・Mad Love

クリトーンズのマーク・ゴールデンバーグを起用するというアイディアはピーター・アッシャーでしょうか?「Mad Love」がでるまでゴールデンバーグとクリトーンズは知る人ぞ知るLAの新進バンドでした。そのタイトル曲はゴールデンバーグ、ダン・ダグモア、ボブ…

【リンダが歌う50曲】25・Sail Away

ランディ・ニューマンの歌にはしっかり物語があります。これはアフリカから奴隷として新世界へ渡ってきた人々の話。奴隷商人の目線で歌われます。リンダとランディ・ニューマンのつながりは後々もっと深くなりますが、「Don't Cry Now」に収められたこの曲が出…

【リンダが歌う50曲】24・Talk to Me of Mendocino

再びケイト・マクガリグルの作品を取り上げた"Talk To Me Of Mendocino"は、「Get Closer」から。動画は84年のマクガリグル姉妹のライヴにゲスト出演した際のものです。https://www.youtube.com/watch?v=E4QSl5u3ofM

【リンダが歌う50曲】23・Stoney End

68年のストーン・ポニーズの最終作に入ったローラ・ニーロのカヴァー。もうすぐ聞けばわかるローラ的なメロディーで若きリンダは、曲に負けてしまってる感じもありますが、イイ曲なんで許そう。https://www.youtube.com/watch?v=ftTN6NGCsX4

【リンダが歌う60曲】22・You Tell Me That I'm Falling Down

「Prisoner In Disguise」よりアンナ・マクガリグルが書いた”You Tell Me That I'm Falling Down ”もまたしみじみさせる名曲。この84年のライヴではケイト&アンナの姉妹にマリア・マルダーを加えた豪華なラインナップです。すごくシンプルな構成の曲なんです…

【リンダが歌う50曲】21・That'll Be The Day

正確に言うと初リンダはこの曲のラジオスポットだったんです。76年当時日本におけるリンダ・ロンシュタッとは「カントリーっぽい女性シンガー」で、ポスト・オリヴィア・ニュートン・ジョン争いでは3番手4番手だった記憶(2番手が誰だったかはわかりませんが……

【リンダが歌う60曲】20・Blowing Away

「Living In The USA」('78)に入ったエリック・カズ曲。元々はアメリカン・フライヤーのセカンドに入ったものでした。動画は79年のローウェル・ジョージ・トリビュートから。正式音源化を待ち続けて35年になります。ボニー・レイットとのデュエットでしっと…

【リンダが歌う50曲】19・Hobo

オリジナルはティム・バックレーの"Morning Glory"でこれを"Hobo"と改題してストーン・ポニーズの3枚目に収録されました。このサード「Linda Ronstadt Stone Poneys 3」('68)は実質上のソロになります。僕はこの辺は70's半ばに出た「Retrospective」という2…

【リンダが歌う60曲】18・Just One Look

もともとはドリス・トロイの63年のヒット曲で、リンダは「Living In The USA」('78)でカヴァー。44位まで上がったサードシングルでした。乾いたビートが心地いい。コーラスはパトリック・ヘンダーセンとシャーリー・マシューズでこれはちょっと意外でした。…

【リンダが歌う50曲】17・Heart Like A Wheel

カナダのssw、ケイト&アンナ・マクガリグル姉妹の名前を知ったのもリンダのアルバムでした。「Heart Like A Wheel」('74)のタイトル曲は姉アンナ作で、本人のヴァージョンはこの時点では未発表で75年にWarner Brosから「Kate & Anna McGarrigle」がリリース…

【リンダが歌う60曲】16・Hurts So Bad

「Mad Love」からのセカンド・シングルで、最高位#8。オリジナルはリトル・アンソニー&インペリアルズのドゥーワップ。ここではダニー・コーチマーのヘヴィなgが聞きものです。"How Do I Make You"と同じセッションらしく衣装も同じ。ボーダーのカットソーに…

【リンダが歌う60曲】15・Don't Cry Now

Capitolから新興のAsylumに移籍しての第1弾が73年の「Don't Cry Now」です。カントリー・ロックというよりはロック・カントリーと言った感じではあります。prodは当時恋愛関係にあったジョン・デイヴィッド・サウザーで、提供した3曲の1つ(あと2つは"The F…

【リンダが歌う50曲】14・Birds

Capitolからのソロ3枚目となった「Linda Ronstadt」('71)からニール・ヤングのカヴァー。このアルバムは後にイーグルスの面々が参加している事で有名ですが、少なくともスタジオ録音ではイーグルスの4人がそろって参加している物はありません。トルバドール…

【リンダが歌う60曲】13・For A Dancer

意外にもジャクソン・ブラウン曲の公式カヴァーはCapitol時代の"Rock Me On The Water"以来とのこと。99年に出たエミルー・ハリスとの「Western Union」から。トゥーソン・セッションズと言うサブタイトル通り、リンダの故郷アリゾナ州トゥーソンで録音され…

【リンダが歌う60曲】12・I Knew You When

「Mad Love」に続く「Get Closer」('82)は結果的に寄せ集め的になってしまいましたが、よく聞いた1枚です。ジョー・サウスのナンバーを取り上げたのは実はこれが初。元々南部の白人カントリーの人なんで接点はあったのに意外です。豊かな声量を誇るリンダら…

【リンダが歌う60曲】11・Different Drum

ボビー・キンメル、ケニー・エドワーズ、そしてリンダから成るストーン・ポニーズがリンダのキャリアのスタートでした。67年にCapitolと契約してデビュー。セカンド「Evergreen」からヒットしたのがマイク・ネスミス作の”Different Drum”(悲しきロックビート)…

【リンダが歌う60曲】10・Hasten Down The Wind

個人的に初リンダとなった「風にさらわれた恋」(名邦題)のタイトル曲。イーサン・ラッセルによるあまりに美しいジャケットが印象的な1枚でした。76年当時まだカントリー系の女性シンガー、というような認識でしたがこのアルバムでぐっと存在感をアピール。Asy…

【リンダが歌う60曲】9・When We Ran

98年のリンダ最新のコンテンポラリー・ロックな1枚「We Ran」からのタイトル曲で、ジョン・ハイアット曲。バックにはトム・ペティのハートブレイカーズから、マイク・キャンベル(g)、ベン・テンチ(kb)らスティーヴィー・ニックス関連でおなじみの人たちやら…

【リンダが歌う60曲】8・Back In The USA

髪を切って躍動感あふれるイメージにした「Living In The USA」のオープニング曲。最初のシングルで最高位#16。もちろんチャック・ベリー曲で、跳ねまくるホンキートンクなドン・グロルニックのpianoやワディ・ワクテル、ダン・ダグモアの乾いたgが印象的で…

【リンダが歌う60曲】7・Silver Blue

70's〜80'sのリンダのファンには、恋人だったサウザーの書く愛の歌に過剰に思い入れしてしまうパターンが多かったと思います。それほどこのカップル(実際に恋愛状態にあったのは短い期間だったようですが)の醸し出すムードは、恋愛の時期を過ぎても、同士と…

【リンダが歌う60曲】6・Baby,You've Been On My Mind

ストーン・ポニーズ解散後ソロになったリンダの初ソロ「Hand Sown...Home Grown」('69)の1曲目は、「Another Side Of〜」に入ったディラン曲でした。ジョニー・キャッシュやロッド・スチュワートらも取り上げた有名曲ですが、最初に聞いたのはリンダのこのヴ…

【リンダが歌う60曲】5・Willin'

Asylumと契約しながら、前所属レーベルとの契約枚数に絡む問題でCapitolから出た(日本盤は東芝EMIから出て、レーベルがAsylumと言う変則的なものでした)「Heart Like A Wheel」('75)に入ったローウェル・ジョージ曲。やばいブツを運ぶドラッグソングですが…

【リンダが歌う60曲】4・Goodbye My Friend

リンダによって見いだされ、この世に出た、といっても過言ではないというと、カーラ・ボノフには失礼か?でも「風さら」で3曲取り上げられなければ今のカーラはないと思います。そのカーラの曲を久々に取り上げたのが89年の「Cry Like A Rainstorm」(Asylum…