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【パワーポップの50曲】20・Talking In Your Sleep / The Romantics('84)

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デトロイト出身の4人組ロマンティックスは,"Talking In Your Sleep"と言う曲が84年にいきなり#3まで上がる大ヒットとなってMTV時代でしたが思わずナックの再来だと思いました。シンプルなリフを積み重ねて作ったキャッチーな曲です。しかしメンバーの髪型は…

【パワーポップの50曲】19・Someday Someway / Marshall Crenshaw('82)

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パワーポップと言うと圧倒的にバンドが多いのですが、珍しく個人です。82年のマーシャル・クレンショウのデビューLPに入ったこの曲は当時よくラジオで流れてました。そこはかとないビートルズ(バディ・ホリー)っぽさと乾いたgとメロディラインがとても耳触…

【パワーポップの50曲】18・Love In Action / Utopia('77)

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トッド・ラングレンもパワポ的な曲は数多いですが、いつも"抱きしめたいぜ"ばかりではしょうがないね。ユートピア名義の「Oops! Wrong Planet」('77)に入った”Love In Action”は、同時期の傑作ライヴ「Back To Bars」にも収められています。https://www.yout…

【パワーポップの50曲】17・Ridin' In My Car / NRBQ('77)

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キャリアは60's末からという大ヴェテランのNRBQの名前が日本でも語られるようになったのが90'sに入ってからでしょうか。レーベルがまちまちだったことも不幸だったのかもしれません。77年の「All Hopped Up」(Red Rooster)に入っためちゃくちゃポップな”Ridi…

【パワーポップの50曲】16・Raised On The Radio / The Ravyns('82)

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映画「初体験・リッジモント・ハイ」('82)のサントラに収録されていたレイヴィンズのナンバー。84年にRDMというレーベルから唯一のLPを出してますが、この曲しか知りません。キャッチーなパワポ・ナンバーとして印象に残ってます。https://www.youtube.com/wa…

【パワーポップの50曲】15・The Shape Of Things To Come / Headboys('79)

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ヘッドボーイズはNew Wave路線を打ち出した(でも長くは続かなかった)赤ベコマークのRSOからデビューしたスコットランド出身の4人組。メンバーのキャラがたってた(見た目ですが)のはチープ。トリックあたりを意識したのかもしれません。顔を模した座ったメン…

【パワーポップの50曲】14・Another Girl, Another Planet / The Only Ones('78)

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オンリー・ワンズと言うとピーター・ペレット(vo)のルー・リードっぽさを良しとするかが好みの分かれ目だと思うのですが、新宿方面で当時から人気があったと聞きます。初期の名曲”Another Girl Another Planet”はポップなメロディーもあってパワポ的に感じま…

【パワーポップの50曲】13・Ch Ch Cherie / Johnny Average Band Featuring Nikki Wills('80)

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Bearsvilleから83年に「Tell Me」でデビューしたキュートな女性シンガー、ニコル・ウィルスがジョニー・アヴェレイジ・バンドのメンバーとして歌ったのがこの"Ch Ch Cherie"。ぼくはベアズヴィルのボックス・セットで存在を知りました。ちなみに当時のダンナ…

【パワーポップの50曲】12・Kid / The Pretenders

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プリテンダーズの曲でパワーポップ感が一番あるのはファーストに入った"Kid"('79)じゃないかなあ。ジェームズ・ハニーマン・スコットとピート・ファンドンがそろったオリジナルのラインナップ。甘さをたたえたバリトンギターが気持ちいいです。愛しの〜を付…

【パワーポップの50曲】11・Tell Him / Hello('76)

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日本ではポストBCRの枠で紹介されましたが、ハロー(当時のキャッチコピーは「ハッピー・ロック」でした)はグリッター・ロックの仲間としてイギリスではティーンを中心に注目されていました。76年のヒット"Tell Him"は、元々はエキサイターズの63年のヒット曲…

【パワーポップの50曲】10・Love Me Do / Badfinger('70)

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パワポのルーツをたどってゆくとたどり着くのはビートルズですが、それをいては身も蓋もない気もします。近いところではビートルズのと弟バンドと言うレッテルから活動当時は抜けきれなかったバッドフィンガー。彼らの再評価がそのまま90's以降のパワーポッ…

【パワーポップの50曲】9・Walking On Sunshine / Katrina & The Waves('85)

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カトリーナ&ザ・ウェイヴスは、カトリーナ・レスカニッチ(vo,kb)をフロントにした4人組で、英2米2の混成バンドです。元々はロビン・ヒッチコックのいたソフト・ボーイズのキンバリー・ルーが結成した英国ケンブリッジで結成されたウェイヴスに、カンザス出身…

【パワーポップの50曲】8・Precious To Me / Phil Seymour('81)

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ドワイト・トゥリー・バンドのポップな面を担っていたのはフィル・セイモアでした。このストレートすぎるポップ路線は眩しかった。81年のファースト「Phil Seymour」からの"Precious To Me"を初めて聞いたのはやはりNHK-FM日曜夜のお楽しみだった石田豊さん…

【パワーポップの50曲】7・Rich Kids / Rich Kids

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セックス・ピストルズのgtrだったグレン・マトロックがミッジ・ユア(後にウルトラヴォックス)らと結成したリッチ・キッズは、元ピストルズという経歴が常に付いたことに嫌気がさしたのか、78年にあっさり解散してしまいます。EMIに残した唯一作「Ghosts Of P…

【パワーポップの50曲】6・Teenage Kicks / Undertones

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北アイルランド出身のアンダートーンズは、後に"A Good Heart"をヒットさせるフィアガル・シャーキーやザット・ペトロール・モーションを組むオニール兄弟をフィーチャーしていました。彼らの成功はBBCのジョン・ピールのプッシュも大きかったと言われてます…

【パワーポップの50曲】5・Love's Melody / Ducks Deluxe

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青春パブロックと言えばエディ&ホット・ロッズなんですが、ダックス・デラックスの「Taxi to the Terminal Zone」('74)に入ったこの曲も甘酢っぱさをたたえたパワーポップの名曲であります。曲を書いた新メンバーアンディ・マクマスターはその後ニック・ガー…

【パワーポップの50曲】4・Hearts In Her Eyes / Records('80)

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Virginからデビューしたレコーズは時期的にNew Waveと紹介されましたが、この甘いバーズみたいなポップな曲もあります。後にCountdownレーベルを興し、メイキン・タイムを見い出すウィル・バーチは元カーサル・フライヤーズなんでパブロック人脈です。これは…

【パワーポップの50曲】3・Flamin' Groovies

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デビューは69年Epicからですが、数年のブランク後再デビューとなった76年の「Shake Some Action」(Sire)に入ったタイトル曲が、ガレージ〜パワーポップ・クラシックとなったシスコ出身のフレイミン・グルーヴィーズです。ウェールズのロックフィールド・ス…

【パワーポップの50曲】2・Hangin' On The Telephone / The Nerves

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LA出身のナーヴスは後にソロになるsswのピーター・ケイスがおりました。このグループと言えばこのシングルが(これくらいしかない)有名です。ブロンディーが3枚目で取り上げた事で知られるようになりました。76年のシングルです。僕はRhinoから出た「DIY」…

【パワーポップの50曲】1・Oliver's Army / Elvis Costello & The Attractions

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それぞれのパワーポップ感があるでしょうが、個人的見解で「ひねくれてなくて、覚えやすいメロディーのポップロック」という風に解釈。最近のは知らないんで80's半ばまでのものに限ってチョイスしました。僕がこの「パワー・ポップ」という言葉を聞いたのは、…