rain
夏の雨とは思えないクールな演奏は英ジャズ・ロック集団ニュークリアスのリーダー、イアン・カーのソロ「Belladonna」('72)からです。ブライアン・オーガーのトリニティにいたデイヴ・サッカー(ds)、ニュークリアスのロイ・バビントン(b)、マッチング・モウ…
ファンの方には申し訳ないけど80's以降のジャーニーには全く興味なく、90'sに再結成(解散してた事も知らんかった)して出した「Trial By Fire」からの"It's Just The Rain"も初聞きでしたけど、あまりにいいメロディーに参りました。苦手だった過剰な部分が…
(70'sの女性vo好きの一部には通じる)3大カレンの中では一番ルーツよりで激シブだった、カレン・ダルトンはJust Sun Shineから出たセカンドが有名ですが、そっちがなかなかCD化されずにCapitolからのファースト('69)が先に出ましたね。しかし喉から絞り出す…
カウシルズは、「牛も知ってるカウシルズ」という大橋巨泉のギャグとともに語られる事が多いです。65年のデビュー当時17歳から9歳までの4人兄弟で構成された、ファミリー・グループです。67年にMGMから再デビューし(この時には末妹と母親を加えた6人組に)、#…
「Tubullar Bells 3」('98)に入ったポップ曲はカーラ・ディロンがvoを担当したものでした。ケルトものにほとんどキョーミないけどこの人は別なのです。https://www.youtube.com/watch?v=6Szj0VUf6AQ
リンダ・ロンシュタットがいたストーン・ポニーズの67年のファーストに入った"Just A Little Bit Of Rain"はフレッド・ニール曲。それっぽい12弦gが聞こえますが、ニールではないと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=T5Ir7ktQrqE
79年の「Angel Station」から。このあたりになるともうあまり聞いてないのですが、dsは元ウィングスで空手俳優になると言って辞めた(後にラフ・ダイアモンド)ジェフ・ブリットンなんですね。この"Waiting For The Rain"はビリー・ファルコンと言う人の曲でグ…
元ジミ・ヘンドリックス・イクスピアレンスのミッチ・ミッチェル(ds)、元アイアン・バタフライのマイク・ピネラ(g)を中心としたスーパー・グループ、ラマタムは、その面子からしてハードロックというか、時代柄ニューロックなわけですが、2枚目「In April Ca…
2曲目です。今日はカーリー・サイモンの誕生日なんで。姉ルーシーと一緒にサイモン・シスターズを組んでたのは60's半ばですが、この”It Rains In My Heart”はその頃?えらく肉感的な妹ですね。 Kappに2枚のLPがあってそれは2イン1でCD化されてますが、この曲…
これも全然知らないサイケデリック・フォーク。なんでも60's後半にレコーディングされたプライヴェート・プレスだとか。クリスティーはフィラデルフィア周辺で歌ってたフォークシンガーだそうで、00'sに入ってから発掘されたもの。prodはパシフィック・ガス&…
2曲目です。今日はジェフ・ベック誕生日なんで、ベック絡みの雨の歌を探したんですが、ありました。リアン・ライムスとベベ・ウィナンズの デュエット曲に絡むジェフ・ベックのg。11年のバーバラ・ストライザンドのトリビュートから。この"降っても晴れても"…
「Penguin」('73)と言うアルバムは過度期の作品ですが妙に心に残ります。ただマネージメントとの関係はこの頃から次第に悪くなり、voが弱いと外部から(サヴォイ・ブラウンから)デイヴ・ウォーカーを加えたりというのも、メンバーの意向ではない気もします。…
キンクスの「Face To Face」に入った"6月の雨"を、ストーングラウンドがカヴァー。僕的にはジェファーソン、デッド、スティーヴ・ミラーに続く第4のシスコバンドと言う立ち位置なんですが、何か人気ないんですよね。ボ・ブラメルズのサル・ヴァレンティノが…
スウィートは音楽はよいのですが見た目がどうしてもアカンので(グラムロックはみんなそう、スマヌ)、ヒット曲をなぞるくらいしかやっぱり知りません。 "Yesterdays Rain"は、「Give Us A Wink」('76)に入った力強いハードロック。不良っぽいというかアブナ…
76年のラスト・ワルツで解散(当時はライヴ活動の休止)した、ザ・バンドの新作「Islands」が77年の春になって届けられたのには、びっくりしました。早すぎる。後に暴露された内情は、ロビー・ロバートソンとリックダンコ&リヴォン・ヘルムの人間関係がいよ…
2曲目です。 ハウディ・ムーン時代はぽっちゃりでルックス的にさえなかった、ヴァレリー・カーターが77年にソロになった時は、各レコード会社がポスト・リンダ・ロンシュタット探しにしのぎを削ってました。EW&Fのモーリス・ホワイトがCBS傘下に設立したARC…
ジェファーソンのレーベル、Gruntから72年にデビューしたワン(1)というグループはよくわかりません。メンバーにジェファーソン関係者がいないんでどういう関係で契約したかな?kbはアシッドフォークのパールズ・ビフォア・スワインにいた人らしいです。唯一…
イーグルス・フォロワーの一番手だった、フールズ・ゴールドは、ダン・フォーゲルバーグのバックバンド出身で、76年に独立、Aristaと契約してデビューしています。本家以上に洗練されたコーラスワークには、ため息がでるほど。デビュー作は、ジョー・ウォル…
2曲目です。 パープルのデビュー作「Shades Of」からの"One More Rainy Day"。ロッド・エヴァンス(vo)をフィーチャーしたアート・ロック期です。いくつかの曲にはイントロにトリッキーなSEがついて当時の聞き手のつたないイメージが広がったことでしょう。ジ…
ジャクソン・ブラウンの駆け出しのオレンジ・カウンティ時代の友人にスティーヴ・ヌーナンと言う人がおりまして、ヌーナンはジャクソンよりも早く60'sにElektraからデビュー。これに入ってた"Buy For Me The Rain"は、NGDB(ジャクソンも初期にはメンバーだった…
公式に発表された曲ではないのかもしれませんが、アントニオーニの映画「砂丘」のセッションから。この映画にはフロイド以外にもグレイトフル・デッドの曲も使われていますが、この”Rain In The Country”はすごくデッド的です。こういうスケッチの様な曲はフ…
70'sのこの辺のディオンヌ・ワーウィックはほとんど知らなかったんですが、結構ソフィスティケートされたいい曲です。73年の「Just Being Myself」(Warner Bros)から。 ほとんどがホランド=ドジャー=ホランドの曲で占められていますが、これはマイケル・ス…
2曲目です。 ロバート・マリガン監督、スティーヴ・マックィーン、リー・レミック主演の映画「ハイウェイ」('65米)の主題歌です。映画は未見です。歌はライムライターズというフォーク・グループにいたグレン・ヤーブロウです。結構力強い歌声。https://www.you…
イギリス人のssw、アルバート・ハモンドは60'sからいろんなバンドで歌ってきた人ですが、72年に出した"カリフォルニアの青い空"は邦題の語呂のよさ、イメージ的な問題もあって日本でも大ヒットしました。この人の成功に関してはとりわけ日本のCBSソニーの独自…
キッスのメンバーが同時にリリースしたソロは、ラジオで聞いたきりでしたが、ミディアム〜バラードが多い印象だったピーター・クリスのは、いいなあと思いました。prodにヴィニ・ポンシアが絡んでたこのソロのラストを飾るドラマティックなバラード"I Can't …
66年にリリースされたラヴィン・スプーンフルのシングル”Rain On The Roof”は、ドリーミーなアレンジで人気のナンバーです。スプーンフルの3枚目「Hums Of The Lovin' Spoonful」('66,Kama Sutra)にも収録されています。#10が最高位ですが、個人的にはスプー…
ラヴ・アンリミテッドは、バリー・ホワイトが見出した黒人女性ヴォーカル・グループで、のちにホワイト夫人のグロディーン・ジェイムズ、その妹リンダ・ジェイムズ、ダイアン・テイラー(元ジェリー・ビーンズ)の3人組で69年に結成されてます。最初のヒット…
バーミンガム出身のフォーチュンズは、デビューは63年で、当時はマージービート風の歌と演奏でしたが、”You've Got Your Troubles"のヒット('65)以降コーラスを生かしたソフトな音作りに変化。この曲を書いたのが、ロジャー・グリーナウェイ=ロジャー・ク…
50'sを代表するグループ、エヴァリー・ブラザーズは、60's半ばからヒットチャートから全く見放されてしまったけれど、Warner Brosに残した一連の作品は、バーバンクサウンドのひとつのサンプルとなった「Roots」をはじめ、70'sに入ってから評価の対象になりま…
テクノにトライした「Trans」に続いて今度はロカビリアンになったニール・ヤングの「Everybody's Rockin'」('83)から。多分スリム・ハーポがやってた曲と同じだと思いますが、いいムードです。https://www.youtube.com/watch?v=J-9pFL67Hy