ヴァシュティ・ブニヤン(Vashti Bunyan)

- アーティスト: Vashti Bunyan
- 出版社/メーカー: Dicristina Stair
- 発売日: 2004/10/19
- メディア: CD
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70年に「Just Another Diamond Day」('70、Phillips)出た「はジョー・ボイドのprodで、フェアポートからサイモン・ニコル(banjo)、デイヴ・スワブリック(fdl)、インクレディブル・ストリングス・バンドからロビン・ウィリアムソン(harp)らが参加。儚いvoが印象的な「物語性」(ファンタシーと書くと語弊あり)を持った1枚。その後伝説となったヴァシュティは05年に奇跡的に復活。来日公演も行った。
ハーモニー
WC038★★HARMONY−Three Dog Night ('71)

- アーティスト: Three Dog Night
- 出版社/メーカー: Mca Special Products
- 発売日: 1995/01/01
- メディア: CD
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正直ベスト盤でOKな気もするのですが、71年の「Harmony」は、「Naturally」('70)と並ぶ3DNの代表作です。とりわけ”Old Fashioned Love Song”は#4まで上がるヒットとなっています。他にはホイト・アクストン、モビー・グレイプ、スティーヴィー・ワンダー、ジョニ・ミッチェルのカヴァーがあります。
サザンソウル・スタイルのvoは、典型的なカリフォルニア産ポップスではないですけど、ブラスロックのようになった後期グラス・ルーツと共にこの時期のLAを代表する音です。
原盤 Dunhill:50108 71年12月リリース
13016■■■□ブルー・クリスマス('77日本)
![ブルークリスマス [DVD] ブルークリスマス [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51EDXFFABGL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: DVD
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主演:勝野洋、竹下景子、仲代達矢、岡田英次、岡田裕介、八千草薫
倉本聰の脚本「UFO・ブルー・クリスマス」の映画化で、SFXを一切使わない、宇宙人も宇宙船も出てこないSF映画としてカルトな人気を誇ったものです。実際SF映画というよりは〈政府〉による謀略サスペンスとして見た方がいいでしょう。UFOに遭遇すると血液が赤から青になるという事から、青い血の持ち主を隔離し、抹殺してしまうと言う話。青い血をエイズあたりに置き換えると、背筋が寒くなる話。TV局のディレクター、仲代が真相に迫ろうとする話と国防省の工作員、勝野とその恋人で青い血液の持ち主、竹下(若い)の話が交互に描かれる。やや長いが力作。ピンク・レディーの登場で、UFOはユーフォーと読むことが当たり前となったが、それ以前にはユー・エフ・オーと発音していたことも又思い出します(謎の円盤ユー・エフ・オーという海外ドラマもあった)。エヴァンゲリオンの中でシト(使徒)の血が青いと言う設定は、喜八ファンの庵野監督らしい、というのはその種のファンの間では有名な話。他には小沢栄太郎、大滝秀治、大谷直子、沖雅也、田中邦衛、中条静夫、高橋悦史、伊藤敏孝、天本英世、岸田森ら。主題歌はCHAR。タブラを使った音楽もなかなかいいです。脚本を一字一句変えてはいけないという契約の為、かなり苦労があったらしい。公開当時は不評で、少なくとも見たものがすっきりする映画ではないですし、現在の批評もUFOの光線浴びると血が青くなり、性格も丸くなるとは??とか、あからさまな「未知との遭遇」からの引用云々というものが多いですが、主題となるのは謀略サスペンスなんで、やはりこれは怖い話です。
ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)

- アーティスト: Roy Buchanan
- 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
- 発売日: 2002/05/07
- メディア: CD
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日本では「Live Stock」('75)、「A Street Called Straight」('76)あたりから人気となり地味ながら来日公演もあって、レコード化された。
78年の「You're Not Alone」は、テレキャスターからレス・ポールに代えたことから「レス・ポールとの遭遇」(これはは「未知との遭遇」に引っ掛けた原題を更に引っ掛けた深いもの)という邦題が付いてて、僕的にはニール・ヤングとジョー・ウォルシュのカヴァーというのがポイント。しかもvoはParamountにスワンプなLPがある、ゲイリー・セント・クレアだ。
バッキンガム・ニックス(Buckingham Nicks)
リンジー・バッキンガム(g,vo)とスティーヴィー・ニックス(vo)によるデュオ。もともとはフリッツという名前で67年頃から活動していたフォーク・ロックで、これが最終的にデュオとなり73年にPolydorから唯一の作品をリリース。prodはキース・オルセンで、後にマック時代と比べると瑞々しさが違う。74年にボブ・ウエルチの後任としてマックに参加し、バンドにブレイクの原動力となるが、私的なパートナーシップは解消。日本盤は78年にニックス・バッキンガムとしてリリースされた。