fell#2

■Fooled Around And Fell In Love / Elvin Bishop
今や「音楽界の巨人」として東州ロック5人組(笑)に数えられることになった(本人は全く知らんでしょうが)、元スターシップのミッキー・トーマスがエルヴィン・ビショップ・グループ時代に歌った有名曲が"Fooled Around And Fell In Love"('75)です。エルヴィン・ビショップというとオーバー・オール姿が思い浮かぶ、元々はバターフィールド・ブルーズ・バンド出身の人ですが、Capricornに移籍してから、意外にファンキーな曲をやったり、こういうポップでメロディアスな曲を書いたりと実は多彩です。

ジンクス・ドーソン

夜ごとの美女】ジンクス・ドーソン
ジンクス・ドーソン(Jinx Dawson)はコーヴンのvoです。オリジナル・キャストがやったランバート=ポッター作品"One Tin Soldier"をほぼ同じアレンジで71年にヒットさせたインディアナのバンドですが、このさわやかな曲とは裏腹に、イギリスにブラック・ウィドウと並んでレコード・ジャケットに黒魔術的なイメージをほどこしたバンドという事で知られてるそう。当初はWitchcraft Covenと名乗ってたらしいです。僕は"One Tin Soldier"をコーヴンのヴァージョンで知ったんでこっちの方がなじみ深いです。

Army Dreamers

歌が降りてくる 2010

歌が降りてくる 2010

【河馬】61・Army Dreamers

35年ぶりのライヴという事でケイト・ブッシュが盛り上がってますね。天才少女と言われたこの人も幾度かのブランクを経て本格的に復活なんでしょうか? 初期の3枚にはいろいろ思い出がありますが、突出した感があるサード「Never For Ever」('79)からの"Army Dreamers"を、なんとやまがたすみこがやっております。この人も若くして井上鑑(パラシュート)夫人となってからは、引退→CM等裏方仕事が長かったんですが、「歌が降りてくる」という20数年ぶりの新作に入ってます。まるでドゥービー・ブラザーズのように、「Flying」以前と以降でファンが分かれるのですが、初期のカレッジ・フォーク的な歌唱法はどうも苦手です。

■■警官の血(上)(下):佐々木譲(新潮文庫)

警官の血 上 (新潮文庫)

警官の血 上 (新潮文庫)

警官の血 下 (新潮文庫)

警官の血 下 (新潮文庫)

3・The Big Ball

【WB/Reprise Sampler】3・The Big Ball

70年リリースの「The Big Ball」は、結構ロック色が濃くなってきました。ファミリー、ジェスロ・タル、ペンタングル、キンクス、フェイシズ(スモフェ名義ですが「First Step」から)、ジョニ・ミッチェルニール・ヤングビーチボーイズ、ゴードン・ライトフットetc 重要なのはデトロイトのハードロック(ガレージ風味の)サヴェイジ・グレイスやデッドの”Turn On Your Lovelight”あたりかな。曲目は、http://www.allmusic.com/album/the-big-ball-mw0001032490 PRO358