thin#3

■Thin Line Between Love And Hate / The Pretenders
パースエーダーズのカヴァーです。プリテンダーズがこういうR&B系のカヴァーをやるのは珍しいですが、ビートバンドの基本的なルーツはR&Bなんで納得。ザ・フーの「My Generation」を模したジャケットの「Learning To Crawl」('84)は個人的に忘れられない1枚です。メンバー2人を失意の中ドラッグで失い心機一転を図った1枚でした。

チャーリー・ドア

夜ごとの美女】チャーリー・ドア

Where to Now

Where to Now

”Pilot Of The Airwaves”('79)のヒットを出したイギリスの人です。タイプは違うがシーナ・イーストンあたりにも通じるウェルメイドなイメージ、それでいてカントリーっぽさも感じます(ファーストはナッシュヴィル録音)。セカンドは、スティーヴ・ルカサーの名演でAOR関係者では有名な1枚らしいですけど、僕的にはやっぱりこの曲です。ポップスの楽しさがたっぷり詰まってます。昔石田豊さんの「リクエストコーナー」でエアチェックしたUSRadio Editの様なヴァージョンはエンディングもアカペラでした。

■■■秋刀魚の味('62日本)

監督:小津安二郎
出演:笠智衆岩下志麻中村伸郎、東野英二郎、岸田今日子

小津の遺作です。やっぱりベスト5は「秋日和」、「小早川家の秋」、「秋刀魚の味」、「彼岸花」、「早春」です(順位は日によって変動)。孤独感というか寂寥感がひたひた来るラストが素晴らしいです。舞台は川崎周辺。川崎球場時代の大洋X阪神戦もちらり(ホエールズの4番は桑田武)。岸田今日子のいるトリス・バーは三軒茶屋あたりの設定だったそうです。