my#2

■My My Hey Hey / Neil Young
リアルタイムで買ったニール・ヤングの「Live Rust」はベスト・オブ・ライヴ的な選曲でドンピシャでした。その前のスタジオ盤「Rust Never Sleeps」と呼応する内容で同名映画のサントラという触れ込みでした。ジョニー・ロットンが歌詞に出てきたり、錆つくよりも燃えつきたいというメッセージは、ロックは死んだと宣言したロットンへの回答だったわけで、その辺を含めて当時大いに盛り上がった作品でしたが、その辺の事にちょっとこだわりすぎたきらいもあったなあ、と今になって思います。

■野獣死すべし('59日本)


監督:須川栄三

大藪晴彦原作の映画化。圧倒的に松田優作版('80)が有名ですが、原作に忠実にハードボイルドな世界を展開したという点では、こっちの仲代版に軍配が上がろうかと。ヴェテランと若手という刑事の組み合わせは、今回東野英治郎と小泉博でいい味をだしてます。あのラストには、これで終わっちゃうの?ってなりましたが。他には団令子、中村伸郎佐藤允白川由美ら当時の東宝らしいキャスト。