Appaloosa(アパルーサ)

Appaloosa

Appaloosa

■■■Appaloosa('69)
元々コンプトン&バトゥ(バテュー)の日本盤LPのライナーでC&Bの前身バンドとして中川五郎さんが紹介していた事ぐらいしか情報がなかったのですが、アパルーサの音の方もそのまんまC&Bの世界で納得でした。ジョン・パーカー・コンプトン(g,vo)とロビン・バトゥ(vn)のコンビにユージン・ロソヴ(cello)、デイヴィッド・ライザー(b)の4人組で、アル・クーパーがprod。arrにはチャーリー・カレロという布陣。今の耳ではソフトロックの一言で片づけられそうですが、東部のバンドらしい繊細さが感じられます。何と言ってもオープニングの"Tulu Rogers"の出来が素晴らしい。ジェントルなという表現をついしてしまうバトゥのviolinが随所でいい味を出します。クーパーが当時かかわってたBS&Tのメンバーもサポート。スワンプ風の"Rasalie"もいいです。リリースはColumbiaから。