Atlanta Rhythm Section(アトランタ・リズム・セクション)

a■Red Tapes('75)
b■■Rock'N'Roll Alternatives('77)

A Rock and Roll

A Rock and Roll

c■■■Are You Ready?
キャンディメンとクラシックス4のメンバーを中心としたARSは、アトランタで結成されたサザン・ロックですが、オールマンズあたりと比べるとかなり音楽的背景が違います。スタジオ・ミュージシャン上がりで、J・R・コッブ(g,b,vo)、バリー・ベイリー(g,b)、ポール・ゴダード(b,g)、ロニー・ハモンド(vo)、ロバート・ニックス(ds)5人の演奏は、シンプルで洗練されており、近いものではモズ・ジョーンズあたりでしょうか。何故かMCA〜Polydorから70'sにリリースされたLPは、ちゃんとした形でCD化されず、廉価レーベルの怪しげなCDが出回っています。
bは名曲"Geogia Rhythm"を含むもの。"So Into You"(#7)がヒットしやっと成功の足がかりとなった1枚。78年には"I'm Not Gonna Let It Bother Me Tonight"、"Imaginary Lover"のヒットが続きます。稀代の名曲"Do It Or Die"は79年の「Underdog」に収録。cは総決算とも言えるライヴ。