Crosby,Stills,Nash & Young(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)

Deja Vu

Deja Vu

a■■■Deja Vu('69)
b■■■4 Way Street('71)
c■American Dream('88)
d■■■■CSN('91)
e■■■Studio Archives('/boot)
ヤングを加え4人組となったCSN&Yのaは、ダラス・テイラー(ds)、グレッグ・リーヴス(b)のリズム隊を加えたもの。これまた傑作。ジョニ・ミッチェル作の"Woodstock"(#11)をカヴァー。一方スティルスの"4+20"といった個人プレイも、CSN&Yとしてクレジットされる歪みも現れる。膨大な数のアウトテイクがあってそれらはeにまとめられた。バンドがカルヴィン・サミュエルズ(b)、ジョニー・バーベイタ(ds)を加え行ったツアーを収めたのがbで鬼気迫るgの応酬が聞かれる。このプレイに象徴されるS/Yのエゴのぶつかり合いが緊張感を生むのと同時にバンドをきしませることになったのも事実で、71年にあっさり解散。とは言っても4人もしくは3人はしばしば寄り集い73年、76年にはアルバムリリースの企画もある事はあった。結果として4人集まったものがちゃんとしてこの世に出たのはcまでかかった。dはCS&Nやソロを含む4CDボックス。


69年にBig Sur Folk Fesから。

74年の再結成ツアーは近年映像が出回っていて、ちゃんとした形で出て欲しい。