Deep Purple(ディープ・パープル)

a■■Shades Of('68)
b■■The Book Of Taliesyn('68)

Book of Taliesyn [Analog]

Book of Taliesyn [Analog]

c■Deep Purple('69)
d■■In Rock('70)
e■■■Fireball('71)
Machine Head

Machine Head

f■■■Machine Head('72)
g■■■Live In Japan('72)
h■■Who Do You Think We Are!('73)
i■■■Burn('74)
Stormbringer

Stormbringer

j■■■Stormbringer('74)
Come Taste the Band

Come Taste the Band

k■■■■Come Taste The Band('75)
l■Bananas('03)
アウトローズにリッチー・ブラックモア(g)、アートウッズのジョン・ロード(kb)、ロード・サッチ&ヘヴィ・フレンズのニック・シンパー(b)、メイズのロッド・エヴァンス(vo)とイアン・ペイス(ds)によるDPは初期は本国よりも米国で人気があった話は有名。abcが米Tetragramaton時代。お手本としたのはヴァニラ・ファッジあたりのアート・ロックで随所にクラシック趣味が顔を出す。サイケといってもドラッグ・カルチャーの影響下にはない。aには"Hush"(#4US)を含む。bは1期の代表作。

cの後エヴァンス/シンパーが解雇され、エピソード・シックスよりイアン・ギラン(vo)、ロジャー・グローヴァー(b)が参加。オーケストラとの共演作「Concerto For Group And Orchestra」('70)を挟んでdefは2期を代表するハードロックのスタジオ盤。重苦しいd(#4UK)よりもとっちらかったe(#1UK)、より完成度の高いf(#1UK/#7US)がいい。


尚fはEMI傘下のPurpleレーベルの第1弾となった。gは当初日本のみのライヴで好評により「Made In Japan」(#16UK/#6US)としてリリース。hの後ギラン=グローヴァ―が脱退。ソウルフルなデイヴィッド・カヴァーデイル(vo)とグレン・ヒューズ(b,vo)が加わった3期は波乱含みでiは歌謡ロックともいえる様式美とソウルフルな味わいが混在した傑作。更にjはヒューズの持つファンク色がクローズアップされる一方ブラックモア心ここにあらずといった具合。ブラックモア脱退後オーディションで加入した元ジェームズ・ギャングのトミー・ボーリン(g)を加えたkはファンキーなハードロックというウルトラC的な傑作だが長い間評価の対象にすらなっていなかったので今日の再評価はうれしい。


76年に解散後84年に2期メンバーで再結成。以後ギラン脱退、J・L・ターナー(レインボー)参加、ギラン復帰、ブラックモア脱退を繰り返す。96年以降は元ディクシー・ドレッグスのスティーヴ・モース(g)をvoにしたラインナップで活動。ロードに代わってドン・エイリー(kb)が参加した安定したスタイルで現在も活動中。

m■■Purple Passages('72)
n■■24 Carrat Purple('75)
o■Made In Europe('76)
p■■Last Concert In Japan('77)
q■■Power House('78)
r■In Concert('80)
s■■Live In London('82)
t■■■Singles A's And B's('93)
u■■Made In Japan Remastered('98)
v■■■On The Wings Russian Foxbat('95)
w■■■Mk 3 The Final Concerts('96)
x■■■Shades('99)
y■Days May Come And days May Go('00)

This Time Around

This Time Around

z■■■This Time Around('03)
解散後発掘されたライヴ音源は数多くどれも貴重なもの。oswが3期のpvzが4期のライヴ。とりわけzが感慨深い。解散から数年後は毎年なにかしら音源が出てた気がするがrはBBCライヴ。tはシングルを集めたもののCDヴァージョン。Rhinoの労作のxもいい。