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a■Joy Of A Toy ('70)
b■Shooting At The Moon ('71)
c■Whatevershebringswesing ('72)
Whatever She Brings We Sing
d■Bananamour ('73)*
e■The Confesssion Of Dr.Dream ('74)
f■June 1 1974 ('74)*
g■Sweet Deciever ('75)
h■Yes We Have No Mananas ('76)*
i■Odd Ditties ('76)
j■Banana Collection ('89)*
k■Singing The Bruise ('96)
l■Kevin Ayers Collection ('97)
m■First Show In The Appearance Business ('96)
n■Too Old To Die Young ('98)
o■Turn The Lights Down ('02)
ソフト・マシーンのオリジナル・メンバーだったこともあってケヴィン・エアーズは未だにプログレのところで語られたりするけど、よく聞くと音楽的にはかなり違う。まあプログレの香りがあるのは、マイク・オールドフィールド(g)の入ったbあたりだけど。特にg以降は一風変わったssw(低音のvoは、セルジュ・ゲンズブールなんかと近いイメージはある)といった感じ。代表作はジャケットを含めて不気味なのか美しいのかわからないcだろうけど、いかにも英国ロック的なeも悪くない。k,m,nは70'sのBBC音源。レゲエ風味のhは、手持ちが米ABC盤LP。編集盤iは初めて聞いたエアーズの音楽だった(邦題は「不思議のヒットパレード」。ゼルダのチホ(小嶋さちほ)がジュリアン・コープの評@ミュージック・マガジンで引用していた)。
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■Armagedon ('75)
アーマゲドンヤードバーズルネッサンスのキース・レルフ(vo)が、ジョニー・ウインター・アンド〜キャプテン・ビヨンドのボビー・カルドウェル(ds((もちろんあのAORシンガーとは別人))、スティームハマーのマーティン・ピュー((Pughはピューなのか、パフなのか))g)、ルネッサンスのルイス・セナモ(b)と結成したヘヴィロック。レルフの線の細さはいかにもこのジャンルには不向きで、それがゆえに"Silver Tightrope"の美しさは際立つ。唯一のLPはA&Mから。結果的にレルフの遺作となった1枚。
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a■High Land Hard Rain ('85)
High Land Hard Rain
b■Knife ('87)
ラフトレードからデビューしたアズテク・カメラの爽やかさも印象に残った。ロディ・フレイムの独特の美意識は、少し鼻につくけど、オープンコードでgをカシャカシャ鳴らしたaは永遠の傑作。bはメジャーのweaからリリースされたが、フレイムのソロに近い出来。それにしてもあの頃は、CISCOでよく12"をあさったこと!(@@)
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■Aztec Two Step ('72)
レックス・フォーラー*1とニール・シャルマンによる東部出身のフォーキーなデュオが、アズテク・トゥー・ステップ。72年にエレクトラからでた本作は、MFQのジェリー・イエスターがprod。スパンキー&アワー・ギャングのスパンキー・マクファーレーン(vo)やローズバッドのデイヴィッド・ヴォート(b)、ジョン・サイター(ds)らが参加。メロディーもすごくいいのにあまり知られてないのは何故?"Killing Me"という名曲あり。

*1:長門さんのVillage Greenからソロを出したことがある