風来坊さんセレクト

風来坊さんのセレクトは、和もの(最近もの)と英国もののバランスが絶妙で、いつも探してみようと思わせる(なかなか行動に移せないのですが)曲の数々。
以下気になったものを。

  • 細野晴臣コシミハル(この人が普通のsswだったことを知る人は少ない?)のコンビが、Swing Slowの”yuki−ya−konko”は、ほっとするテクノな味わいでYenレーベルを思い出します。もちろん童謡のカヴァーですが、雪やこんこん、ではなかったのですね(今更ながら)
  • かせきさいだあ!っぽいなあ、と思ってたら、かせきが詩を書いたそうな。Halcaliという人たちも全く知らなかったけど、詩も含めて素晴らしい。80’sの中ごろの英国の白人ファンクをなぞったような軽やかさです。しかし彼女らは88年の生まれとか。恐るべしアンファンテリブル。

音樂ノススメ

  • フレックス・ライフの”君住む街”は、UAみたいな感じ(なんでもUAに聞こえてしまうのですが)で、和みます。風来坊さんの昨年の一押しとか。
  • Swan Diveの”Automatically Sunshine”は、確かにシブヤ系的な曲で、これまた気持ちいい。ビリーヴ・イン・マジックの長門さんが褒めてました。

ウィリアム・アンド・マーリス

  • 子供たちのコーラスが大好きな僕にとって、インスタント・シトロンの”アドヴェンチャー・モンスターズ”の爽やかさ、軽やかさったら、もう言葉で言い表せません。今回12月にシトロンを、と考えてた曲もありました。
  • オフ・コースって実は全然知らないのですが、巷に流通するイメージが邪魔してる部分ありますね。
  • クレア・ハミルは僕も大好きな人ですが、4月に球春を引っ掛けて”Baseball Blues”を入れようかと思ってました。
  • ウォーター・イントウ・ワイン・バンドは名前は知ってましたが、聞くのは初めて。意外とネオアコ的な感じもあって、ビート感がないペイル・ファウンテンズの様な印象もあります。枯葉舞い散る秋をイメージさせるviolinが素敵です。
  • サリー・オールドフィールドといえば、弟、マイクとのサリアンジーが、英フォークファンで有名ですが、ソロデビューは遅く、78年にブロンズから出た「Water Bearer」でした。このタイトル曲はその当時ラジオで聞いて以来だから、四半世紀ぶりに聞きます。そういえばフィンランドジャズロックのベーシスト、ペッカのソロにもオールドフィールド姉弟が参加してて、それも2月あたりで最初候補だったのですが、結果的に外して入れたリンディスファーンが好評なので、良かったかなあ、とも思います。


風来坊さんご自身の解説は、
http://d.hatena.ne.jp/huraibou/200201