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・Last Round Up:Poco 2187
・Meet Triste Janero:Triste Janero 1728

Last Roundup

当初は77年にリリースが予定されていながら、ティモシー・シュミットのイーグルス参加等の理由でオクラ入りになっていた、ABC時代の選曲中心のライヴアルバム。アセテート盤が流失してブート音源としても出回ってたものを聞いた事があるが、エピックから契約の関係で出た75年のライヴ「Live」と並んで素晴らしい出来。ポール・コットン、ラスティ・ヤング、シュミット、ジョージ・グランサム時代をFab 4と呼ぶらしい事は、最近ポコのサイトで知ったが、この時期を好きな僕としては文句なし。ストリングスやホーンズがダビングされた”The Dance”や”Rose Of Cimmaron”など、純粋なライヴアルバムとして考えると、少し気になる点はあるが、全体の出来はすこぶるいい。
とりわけポコ物語ともいえる、”Living In The Band”から始まるあたりが泣ける。ベストトラックは、ティモシーが歌う”Starin’At The Night”と”Twenty Years”かな。

ジョージ・グランサムが病に侵されてるらしい事と、義援金の宛先がクレジットされていた。またレコーディングにあたって、ギターは壊されてないよ、というクレジットはなんだかおかしい。