#7

Have a Nice Day 7
71年3曲と72年9曲。

  • リー・マイケルズは、ワイルドなオルガン弾きながら歌う人で、Do You Know What I Meanは、最大のヒット(#6)となった。A&Mというメジャーから出ながら、あまり再評価されてない人で、CD化も遅れている。先日亡くなった、ドゥービーのキース・クヌッドスン(ds)はマイケルズのバンドにいた。
  • スゥエソグ(スエットホッグ?)はHallelujahのヒットを放った(#33)一発屋。曲はスティームの”ナナ・キス〜”に似てる。
  • コーヴンのOne Tin Soldierは、オリジナル・キャストと競作したもの。映画「明日の壁をぶち破れ」の主題歌に使われて3度チャートイン(最高位は#26)した。ジュリー・ドーソンのvoをフィーチャーしたポップスだが、悪くない。作者はランバート&ポッター。
  • メラニーBrand New Keyは、見事#1となったもの。個人的にはカーネギーホールでのライヴ・ヴァージョンが可愛らしい。
  • ジョナサン・エドワーズは、シュガー・クリークというフォーク系のバンドにいた人。このSunshineは、アコギのストロークが心地いいフォークロック。#4。なんとキャプリコーンからのリリースだった。
  • アトミック・ルースターにいたジョン・カンとポール・ハモンドが組んだデュオがバレット。White Eye Blue Eyesは、その経歴から信じられないコーラスが印象的なポップな曲。意外すぎとコメントしづらい。#28。
  • レッドボーンはネイティヴ4人によるバンドで、ルーツロックというよりは同時代のソウルに近い雰囲気がある。このWitch Queen Of New Orleansは、#21まで上がったヒット。メンバーのヴェガス兄弟は、60’sにPJ・プロービーがヒットさせた”ニッキー・ホッキー”の作者でもある。
  • ビヴァリー・ブリーマーズのDon’t Say You Don’t Rememberは、まさに隠れた名曲。カーペンターズの様な世界だが、この人はあくまでも一部で知られてるに過ぎないのが惜しい。レーベルはセプター。#15。
  • アポロ100は、イギリス人kb奏者、トム・パーカーによるスタジオグループで、Joyは、バッハの曲をアレンジしたインスト。この手のものは周期的にヒットする(デオダードやホット・バターなど)が結構楽しい。#6。

  • アウトサイダーズのソニー・ジェラーチが率いるクライマックスの、Precious & Fewは、出来損ないのアソシエーション。#3。
  • Softly Whispering I Love Youは、イングリッシュ・コングレーションというこれまた、スタジオの架空グループっぽいもの。リード・シンガーはブライアン・キース。#28。
  • 後にprodとして成功するジョージオ・モローダーをフィーチャーしたジョージオのSon Of My Fatherは、日本ではChicory Tip(チッコリー)のヒットで知られるもの。#46。