#7
- リー・マイケルズは、ワイルドなオルガン弾きながら歌う人で、Do You Know What I Meanは、最大のヒット(#6)となった。A&Mというメジャーから出ながら、あまり再評価されてない人で、CD化も遅れている。先日亡くなった、ドゥービーのキース・クヌッドスン(ds)はマイケルズのバンドにいた。
- スゥエソグ(スエットホッグ?)はHallelujahのヒットを放った(#33)一発屋。曲はスティームの”ナナ・キス〜”に似てる。
- コーヴンのOne Tin Soldierは、オリジナル・キャストと競作したもの。映画「明日の壁をぶち破れ」の主題歌に使われて3度チャートイン(最高位は#26)した。ジュリー・ドーソンのvoをフィーチャーしたポップスだが、悪くない。作者はランバート&ポッター。
- メラニーのBrand New Keyは、見事#1となったもの。個人的にはカーネギーホールでのライヴ・ヴァージョンが可愛らしい。
- ジョナサン・エドワーズは、シュガー・クリークというフォーク系のバンドにいた人。このSunshineは、アコギのストロークが心地いいフォークロック。#4。なんとキャプリコーンからのリリースだった。
- アトミック・ルースターにいたジョン・カンとポール・ハモンドが組んだデュオがバレット。White Eye Blue Eyesは、その経歴から信じられないコーラスが印象的なポップな曲。意外すぎとコメントしづらい。#28。
- レッドボーンはネイティヴ4人によるバンドで、ルーツロックというよりは同時代のソウルに近い雰囲気がある。このWitch Queen Of New Orleansは、#21まで上がったヒット。メンバーのヴェガス兄弟は、60’sにPJ・プロービーがヒットさせた”ニッキー・ホッキー”の作者でもある。
- ビヴァリー・ブリーマーズのDon’t Say You Don’t Rememberは、まさに隠れた名曲。カーペンターズの様な世界だが、この人はあくまでも一部で知られてるに過ぎないのが惜しい。レーベルはセプター。#15。
- アポロ100は、イギリス人kb奏者、トム・パーカーによるスタジオグループで、Joyは、バッハの曲をアレンジしたインスト。この手のものは周期的にヒットする(デオダードやホット・バターなど)が結構楽しい。#6。