Y2
- Everybody Knows This Is Nowhere('69)
- After The Gold Rush/アフター・ザ・ゴールドラッシュ('70)
- Harvest('72)
- Time Fades Away('73)
- On The Beach/渚にて('74)
- Tonight's The Night('75)
- Zuma('76)
- American Stars'N'Bars('77)
- Decade('77)
- Comes A Time/カムズ・ア・タイム('78)
- Rust Never Sleeps('79)
- Live Rust/ライヴ・ラスト('80)
- Trans('83)
- Life('87)
- Harvest Moon('92)
以上ニール・ヤング(Neil Young)。まだ持ってるのは1,5,6,8,9,10,11,12,15。
最近はあまり聞いてないけど、12まで(つまり70'sの)ニール・ヤングはキライじゃなかった。けど90's以降新しい世代に支持されるようになってからの、マスコミのはしゃぎぶり、たてまつりぶり、CS&Nを時代遅れと比較しての称ぶりが、どうも気に入らないのだ。
一般的に名盤とされる、2,4も今一乗り切れなかった(特に2は、今もってよくわからない。喧騒の後の虚脱感みたいなものを歌ったタイトル曲は、吉田拓郎の”祭りのあと”にも影響を与えた)のだが、過度期といわれる、5,6,7,8といった作品群はまあ好き。特になかなかCD化されなかった5,8は愛聴盤だった。当時としては相当のヴォリュームと感じた9も買うのに勇気がいった。10は、ニコレット・ラーソンを世に出したことで評価されるべき。パンク世代とリンクする11,12は名盤だけど、この辺で僕の中ではニール・ヤングは役目を終えた気もする。一番好きなのは”週末に”という邦題の付いた”Out On A Weekend”で、ベン・キースのsteelが泣ける(これをコピーした、やまがたすみこの”ホリデイ”も名曲)
- Manor Live('73)
スティーヴ・ヨークス・キャメロ・パーダリス(Steve York's Camelo Pardalis)は、ヴィネガー・ジョーのヨークを中心としたセッションもの。発足したばかりのヴァージン・レーベルを祝ったジャムセッションの模様を収めたもので、エルキー・ブルックス、ボズ、マイク・パトゥーらが歌う。英国ロックの根っこの部分を感じるR&B風サウンド。完全限定盤だった、ビクターからの日本盤LPは残しておけばよかった。
- Yesterdays/イエスタデイズ('75)
- Going For The One('77)
以上イエス(Yes)。実際に持ってたのは(周りにいっぱい持ってるヤツはいたので借りた)この2枚だけだった。大好きな2はリアルタイムだった(この時期フロイド、ELPといったプログレ御三家がそろって新作をリリースした)こともあるが、コンパクトにまとまっている。ジャケットもロジャー・ディーンからヒプノシスに変わり心機一転を図ったもの。 緊張を無理強いさせるようなイエスの音楽(長い曲も多いしね)は、正直あまり興味ないが、部分部分ではすごく惹かれるところもある。一番好きなのは「危機」に入ってた”同士”かな。
- Yellow Dog('77)
イエロー・ドッグ(Yellow Dog)は、イギリスのイーグルスなんて当時言われてたけど、ウソ。元々ソングライターとして活躍してたケニー・ヤングを中心としたグループで、フォークロックをやってた連中が、ニュー・ウェイヴに鞍替えしたヴァージンから、ユーモアを交えたモダンなロックを聞かせる。バッファロー・スプリングフィールドのパロディみたいな曲もあっておもしろいが、全体としては今一かな。これはファースト。
- Five Live Yardbirds/ファイヴ・ライヴ・ヤードバーズ('64)
- Yardbirds/ジェフ・ベック&ヤードバーズ('66)
- Great Hits('67)
- Little Games('91)
- On Air('91)
以上ヤードバーズ(Yardbirds)。70's後半から80'sにかけては、一番入手困難だった時期なので3大gtrを排出したことで、妙な妄想を生んでいた。1は、Charlyを介して80's後半にキングがリリースしたLPで実質的なヤードバーズ初体験(正確には、渋谷陽一の番組で聞いた”Stroll On”が初)。2は東芝から廉価で出てた「Roger The Engineer」のこと。アルバムとしては一番まとまってる。3は”幻の十年”(初めて知ったのはトッド・ラングレンのカヴァーだった)の入ったベスト盤で、独Lineからのリリース。4はペイジ時代で67年のLPにボーナスをつけたコンピ。英国での初リリースとなった(画像はオリジナルジャケ)。5はBBC音源。ディランのカヴァーもある。
- Go('76)
- Go Live From Paris('79)
以上ツトム・ヤマシタ(Stomu Yamashita)。英国で活躍する日本人perc/サウンド・クリエーター。1のライヴでの再演が2。アル・ディ・メオラ(g)、クラウス・シュルツ(syn)、スティーヴ・ウィンウッド(vo)、マイケル・シュリーヴ(ds)らが参加したクロスオーヴァー的な内容で、プログレっぽさもある。当時ウィンウッドの歌声に飢えてたから買ったまで。
- It's A Poppin'Time('78)
- Go Ahead('79)
- ポケット・ミュージック('85)
- Joy('89)
- アルチザン('91)
- Cozy('98)
以上山下達郎(Tatsuro Yamashita)。ほぼ全部聞いてるけど持ってる(た)のはこれだけ。2は永遠のクラシック。メロディアスということでは3も悪くない。80'sの大学時代には、毎年いい席でライヴを見てたのが今となってはウソの様。タツロー本人の音楽よりも、タツローが紹介する音楽の方が好きになったのは、いつからだろうか?
- オルゴール('75)
- Summer Shade('76)
- すみこふぁいる('76)
- Flying('77)
- すみこふぁいる2('78)
- 歌が降りてくる('03)
以上やまがたすみこ(Sumiko Yamagata)。スミは高校時代のアイドルだった人。キュートなルックスもさることながら、透明感あふれる歌声も魅力だった。初聞きは、鈴木茂がprodしてティン・パンがバックをつけた4で、このあと2枚だして井上鑑(kb)と結婚しあっさり引退してしまった。初期は叙情派フォークで、僕は全くダメだけど、コアなファンには不評の後半は、「ニュー・ミュージック」と言う言葉がまだキラメキを持っていた時期(あったのですよ、そんな時代が)を代表するもの。裏方の仕事は多かったが、6で奇跡的にカムバック。3、5はコンピレーションで、3は日本コロムビアというレーベルらしい企画もの(かぐや姫や小坂恭子のカヴァーも)だ。