W16

  1. Sammy Walker/サミー・ウォーカー('76)*
  2. Blue Ridge Mountain Skyline('77)

サミー・ウォーカー
以上サミー・ウォーカー(Sammy Walker)。彼を初めて聞いたときは驚いた。まるでディランそっくりではないか! 76年という時代に登場したことが奇跡のような(66年のタイムマシンからやってきたようだ)フォークシンガー。この2枚は後に日本でのみCD化されたが、それもすごい話。とりわけ1が素晴らしい(ジェームズ・バートン(g)、ダン・ダグモア(steel)、ワディ・ワクテル(g)参加)が、スーッと耳から抜けていってしまうのも確かだ。

  1. Mr.Bojangle('68)*
  2. Five Years Gone/ファイヴ・イヤーズ・ゴーン('69)
  3. It's A Good Night For Singin'/素敵な夜に歌おう('76)
  4. A Man Must Carry On('77)
  5. Best Of Vanguard Years('99)*

Five Years Gone
以上ジェリー・ジェフ・ウォーカー(Jerry Jeff Walker)。NGDBがカヴァーした1のタイトル曲で知られるテキサスのssw。と同時にマイケル・マーフィー、ウェイン・ベリー、デヴィッド・ウィフェン、ガイ・クラークなどの若手sswを見出した人でもある。サーカス・マキシマムというバンドを解散後ヴァンガードからデビュー。1,2はアトコからでたもの。2はワーナー名盤として78年に出たもの。4はライヴとスタジオをミックスさせた2枚組。5はマキシマム時代を含むヴァンガード時代のベスト、若きニコレット・ラーソンをフィーチャーした”Louise”を含む。

  1. Travis Wammack('73)
  2. Not For Sale('75)

以上トラヴィス・ワマック(Travis Wammack)。南部はマッスル・ショールズのスタジオ・ミュージシャンで、リック・ホールのフェイム・スタジオで活動。1はフェイムから出た1枚目。キャット・スティーヴンスやジェームズ・ギャングのカヴァーもある。スワンパーとして本領発揮が2。キャプリコーンからリリースされ南部ロックの盛り上がりとリンクするかのような内容。フォーチュンズの”You've Got Your Troubles”のカヴァーもあり。