■■■青空チェリー:豊島ミホ(新潮文庫)

青空チェリー 青空チェリー (新潮文庫)
「噂の豊島ミホついに文庫化」とは宣伝文句だけど、ふ〜ん噂になってたのか!
新作「檸檬のころ」を本屋で見つけて以来気にはなってた人。女の女のためのR−18文学賞受賞した表題作は確かに、エロな題材だけど”ハニィ、空がやけてるよ”と”誓いじゃないけど僕は思った”は大幅に加筆されており、全く別作品に仕上がっている。エロ度は少ないけど、特に”ハニィ”は胸を打たれる、青春小説。要チェックな作家がまた1人。