勝手なレヴュー・セレクテッド#7〜SHINODAさん篇

Blues Masters: Very Best of
ブルーズとジャケットに書かれてて、針を落とすと(ウソ)全編この世界。ですからてっきり「ブルーズ」つながりだと思ってたら、人名でした。意外。さて1枚ごとに濃い世界を展開するSHINODAさんは多羅尾伴内のようにいくつもの顔をお持ちです。ブルーズもどちらかというと、それほどなじみのあるジャンルではないのですが(白人のブルーズはまあ好きですけど)、ブッカ・ホワイト、マディ・ウォーターズ、Tボーン・ウォーカー(”Tボーン・シャッフル”を聞いたのは、ジェシ・コリン・ヤングのライヴが初めてでしたが)といった名前はなじみがあります。で、驚きだったのが、ザディコのクリフトン・シニエの"クリフトンズ・スクィーズボックス・ブギー”。かつて「ミュージック・マガジン」の黄色いページで「ジャーバラジャーナル」なるコーナーがあって、アコーディオン奏者が紹介されてました。ガース・ハドスンくらいしか知らなかったのだけど、ピーター・バラカンの放送でシニエの名前を改めて知った時、もしやと思って古い号を見直すと載ってました。ケイジャン音楽の楽しさを満喫できます。
僕なら、マイク・ブルームフィールドやジョニー・ウィンターを入れたいです。