ケン・ローバー

ケン・ローバー
■Ken Lauber
00年にこれまた酔狂にも日本盤のみCD化されたケン・ローバーの2枚目。ウッドストック周辺のkb奏者、というよりはディランの「Blonde On Blonde」やエリア・コード615の1枚目などにも参加したピアノ弾きであり、渋い(決してうまくない)喉を聞かせる人でもある。prodはパンというカントリー・ロック・バンド(ボー・ブラメルズのロン・エリオットがリーダー)にいたヴァル・ギャレー(この人は80'sにキム・カーンズを大ブレイクさせた仕掛け人)で、マイク・ディージー(g)、ジョー・オズボーン(b)、ラリー・カールトン(g)、マックス・ベネット(b)、ラリー・ブラウン(ds)らが参加。"Children Of The Morning"、"Fire Burn Brightly "といったナンバーがしみじみとさせる。巷ではファーストの「Contemplation(View)」ばかりがクローズアップされるけど、こっちも悪くないのだ。