#4 雨の木 / 河合その子


87年の4枚目「Rouge Et Bleu」から。いわゆるアイドルとして露出していた時期の最後のアルバム。おニャン子クラブ出身者では、楽曲の作られ方、アイドルとしてのコンセプトの完成度が群を抜いていた(トップバッターからしてこうだったのだ)けど、ヒットシングルを2曲含みつつ("哀愁のカルナバル","Jesse(の悲劇)")、同じようなトーンでそろえた10曲は、いかにも80'sのアイドルらしい、kb類を多用した音作り。クリーム色というか乳白色のイメージの雨の木は、秋元康後藤次利コンビの作品。なんでも6枚目のシングルとして予定されてたがオクラ入りして、結局アルバム曲となったらしい(シングルとなったのは"カルナバル")。そういえば今はなき六本木WAVEの1FにあったカフェもRain Treeだった気がする(@@)