グリース・バンド

Grease Band BBC Session
■The Grease Band
今やUKスワンプの古典として知られてる1枚。ジョー・コッカーのバックバンドとしてウッドストックに出演もしたが、コッカーと別れてからロンドン・キャストの「Jesus Christ Superstar」(イアン・ギランとイヴォンヌ・エリマン)にかかわったりしていたが、71年に英Harvest/米Shelterからデビュー作「The Grease Band」をリリース。土の匂いがする枯れた味わいのアルバムだ。80's半ばまで壁の花となるくらいレアな1枚だったが、独Lineが再発して聞けるようになった。最初に買ったのがこの白ヴィニルのLP。次が2枚目の「Amazing Grease」との2in1になったLine盤CD、そして3度の購入は71年のBBCセッション5曲が加えられたHux盤CD。その5曲はかなりラフで、スワンプというよりはパブロック的。ヘンリー・マックロー(g,vo〜後にウィングス)、ブルース・ローランド(ds〜後にフェアポート)、アラン・スペナー(b,vo)、ニール・ハバード(g)(この二人は後にココモ、ロキシー・ミュージック)の4人組。