コマンダー・コディー&ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン

コマンダー・コーディ&ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン
■Commander Cody & His Lost Planet Airmen
カントリー・ロックといってもコマンダー・コディーの場合はスウィング感のあるもので、ゆるいものを期待するとやられる(^^; うち聞きやすいのがパラマウントからワーナーへ移籍した第1弾、「Commander Cody And His Lost Planet Airmen」('75)。リトル・フィートのカヴァーの"Willin'"と"Calfornia Okie"はゆるいカントリーロックで気持ちいい(スティールはアーニー・ヘイガー)が基本は、R&Bとロックンロールとジャズがまじったようなもので、ビル・カーチェンの弾くテレキャスターが独特のトーンを出している(ニック・ロウの来日公演で弾いててびっくりした、とライナーでピーター・バラカンがコメント)。初めてこのグループを聞いたのは、ワーナーのサンプラーのどれかで、"That's"What I Like About South"だった気がする。カントリーロックブーム@90'sの流れでCD化されたのはまあめでたいことだ。prodはジョン・ボイラン。