アズテク・トゥー・ステップ


■Aztec Two Step
レックス・フォーラーとニール・シャルマンによる東海岸のフォーキーなデュオ。この72年のデビュー作は未だちゃんとした形でCD化されていない(本人たちのサイトでRが買える)が、いかにももったいない。ジェリー・イエスターがprodし、イエスターのローズバッドのメンバー〜デイヴィッド・ヴォート(b)、ジョン・サイター(ds)が参加。基調となっているのがアコギなのだが、いわゆる弾き語りのフォークとはかなり印象が異なる。グルーヴがあるのだ。必殺の美メロ曲、"Killing Me"を始め、ジョン・セバスチャンがハーモニカを吹く"So Easy"、スパンキー・マクファーレーン(スパンキー&アワー・ギャング)がコーラスで参加した"Strangers"など佳曲多し。僕はこのエレクトラからのLPを下北沢の今はなくなったHarrysという店でゲット。ここは中古盤は置いてあるのは少なく、入荷から動きはほとんど無かったので、売れずに残ってるものをこつこつ買った記憶(すぐ閉店してしまった)。