poor#2

Warren Zevon
■Poor Poor Pitful Me / Warren Zevon
リンダ・ロンシュタットで有名になった(「FM」のサントラにも入ってる)曲だけど、ウォーレン・ジヴォンの再デビュー盤に入ってたもの。ジャクソン・ブラウンがprodしたこの76年作は、いろんなタイプの曲があるけどまとまりはある。ジャクソン人脈でバックを揃えた感じがあって、デヴィッド・リンドレー(g,fdl)、ラリー・ザック(ds)、ジェイ・ワインディング(kb)、ボブ・グロウブ(b)、JDサウザーグレン・フライドン・ヘンリーボニー・レイットローズマリー・バトラー(vo)、ワディ・ワクテル(g)ら、ジャクソンとかかわった人たちばかり。いろんな人のコーラスを聞いてるだけで楽しい1枚だが、"Poor Poor Pitful Me"ではジヴォンがエヴァリー兄弟のツアーバンド(フィル・エヴァリーも別曲で参加)で一緒だったリンジー・バッキンガムの声が聞ける。これと同様リンダが取り上げた"Mohamed's Radio"では、バッキンガムの元相方ステファニー・ニックス(なぜか本名でクレジット)もいい感じでハモっている。