machine#3

ゴー(紙ジャケット仕様)
■Ghost Machine / Stomu Yamashta
ロンドンで活躍する日本人perc奏者、ツトム・ヤマシタは70's初めからIslandに何枚かアルバムがある。その名前を一躍有名にしたのが、豪華ミュージシャンを起用したGoプロジェクト。76年にリリースされた「Go」はストーリーを持ったトータルアルバムで、後に続編もつくられた。参加しているのは、元サンタナで当時オートマティック・マンのマイケル・シュリーヴ(ds)、後にヒューズ・スロールのパット・スロール(g)、クロスオーヴァーシーンでは絶大な人気を誇った、アル・ディ・メオラ(g)、元トラフィックスティーヴ・ウィンウッド(kb,vo)とロスコ・ジー(b)、元タンジェリン・ドリームクラウス・シュルツ(syn)ら。大半がIslandのレーベルメイトと言う感じではあるが、パンク前夜の76年らしくないメンツ。この"Ghost Machine"は、早いテンポで歌われるもので、ウィンウッドがソウルフルな歌声を聞かせる。77年に出たパリでの再現ライヴでもウィンウッドは好演している。