tuesday#2


■Monday Tuesday / Pilot
77年に出たパイロットの4枚目にしてラスト・アルバムが「Two's A Crowd」。デイヴィッド・ペイトン(b,g,kb,vo)とイアン・ベアンソン(g,b)の2人組となってしまったが、メロディアスな部分はより強調されている。prodはアラン・パーソンズで、ヘンリー・スピネッティ(ds〜元ストーリーテラー、レイジー・レイサー)、スティーヴ・スウィンデルズ(kb)が参加。契約問題でCD化が遅れ、業を煮やしたペイトンはブルー・ヨンダー名義でこのアルバムを新たに録り直したほど気に入っていたという。キャッチーは"Get Up And Go"を初め、ペイトンのハイトーンのvoが目立つアップテンポのものが多い中、"Monday Tuesday"はしっとりとしたバラードでアンドリュー・パウエルarrのストリングスが効果をあげている。 その後パイロットは、アラン・パーソンズ・プロジェクトに取り込まれる形で解散している。
     おまけ
パイロットのオリジナルメンバー4人のうちペイトンとビリー・ライオールの2人が元ベイ・シティ・ローラーズのメンバーだった話は、最近になって知ったけど、痛快なポップ曲"Magic"は、なんとなるメンバーの「お里」がわかるようなもの。♪とってもキャッチー