7019■■ラスト・コンサート('76伊日）

監督：ルイジ・コッツィ
主演：パメラ・ヴィロレッジ、リチャード・ジョンソン
検索すると多くの人が、実は好きだった･･･とカミングアウトしている。お涙頂戴ではあるけど･･･とエクスキューズをつけつつ。ご他聞に漏れず僕も、77年の正月に「カサンドラ・クロス」との2本立て（地方では二本立て配給だったのだ、このシステムがなくなったのは80's終り頃？）で見たクチ。目当てはスペクタクルな「カサンドラ・クロス」(これはこれで面白い)だったけど、難病もののこちらにもやられた。冷静に見ると、日伊製作(日本ヘラルドが製作）で、主役の女優（パメラ・ヴィロレッジ（全く知らないけどロボット･アニメ「重戦機エルガイム」の登場人物の中に同名の人がいる、スタッフはファンだったのね））はイタリア人でフランスロケ、台詞は英語という、ヘンな感じがあったり、パメラはリチャードと出会うまではどうやって食いつないでたのか？とか基本的な謎は多いけど、チプリアーノの音楽が素晴らしい。テーマ曲(サントラCDを買ったのはずいぶん昔）とモンサン・ミッシェルの美しさだけで十分再見できたのはビックリ。事実30年ぶりに見たけど、当時薄幸の美少女に見えたパメラは今見るとそうでもなかったりするのが残念。それにしても、多くのファンがいたことがビックリ。