heaven#3

Throw the Warped Wheel Out
■Feels Like Heaven / Fiction Factory
84年にたった1枚のLP「Throw The Warped Wheel Out」(CBS)を出して消えたバンド、フィクション・ファクトリーは、英New Wave史に残るバンドでもなんでもない。ルックスに難があったことは、動画を見れば明らかだし、数多いポスト・ディペッシュ・モード的なバンドだったんだろうなあ、と言う印象。ただこのシングル曲、"Feels Like Heaven"は、pianoの使い方、ファンク・ベース、低いんだか高いんだかわからないケヴィン・パターソン(眉間にしわ寄せ歌う)の歌声、どれをとっても84年の英国の音。妙に懐かしい。デュラン・デュランの登場はニュウロマンティークとか、フューチャーリストとか言われたけど、その流れが音は変わってもファッションにあり。