like#3

Very Best of Rascals
■A Girl Like You / Young Rascals
ラスカルズの事なんて何も知らなかった頃、クィック・フォックス社から出たピーター・ガンバッチーニ編の「これが最高」(アメリカの数十名の音楽評論家によるベストアルバム選、最近レココレでやってるやつの30年前のパターン)を読んで何を思ったか「Time Peace」を購入(新潟にいた頃なので間違いなくブラックライオンだ)。ブルー・アイド・ソウルと言うことなんで結構身構えたんだけど、思いのほか軽かったのでビックリした覚え。同じ頃パット・ベネターがカヴァーした"You Better Run"(映画「ローディー」のサントラから)がかっこよかったというのも理由だったかも。でそのベストで一番気に入ったのは、やっぱり"Groovin'"なんだけど、繊細なpianoのイントロから始まって、弾ける様な躍動感に満ちた"A Girl Like You"も好きな曲だった。あの当時はスプーンフルにも似てるなあ、と思ってた。67年に#10まで上がったヒットで、オリジナルはゴキゲンなイラストの3枚目「Groovin'」に収録されている。
この「Very Best Of Rascals」は93年にライノから出た1枚もの。まあアトランティック時代は数種類ベストが出てるがどれも同じような感じ。ただ「Time Peace」以後の「Freedom Suite」、「See」、「Search And Narness」からの曲も収録されている。