girl#3

ウィンディ?ワーナー・ソフト・ロック・コレクション(2)
■Girl From North Country / Tom Northcott
トム・ノースコットはカナダ出身のsswで、僕はその名前をレココレ誌の「バーバンク特集」で知った。もう20年位前の話だ。ノースコットがワーナー・ブラザーズに残した5枚のシングルのうち最初の3枚はカヴァーで、ドノヴァンの"Sunny Goodge Street"、ニルソンの"1941"、そしてディランの"北国の少女"だった。どれもarrはリオン・ラッセルで、ポップな感じでまとまっている。おそらくは、バーズの1枚目で影武者として参加した面々(リオン、ラリー・ネクテル(kb)、ジム・ゴードン(ds)、グレン・キャンベル(g)ら)が演奏に加わっているのではないかな?
ワーナー時代の音源は「Best Of Tom Northcott」としてネプトーンというレーベルからCD化されたこともあったが、現在は入手困難。ワーナーではLPを残せなかったノースコットは、ユニで71年に「Upside Downside」をリリースしている。
この曲は、96年にweaジャパンがリリースしたソフトロックのコンピ「Windy」に収録。