woman#2

地獄のロック・ファイアー(紙ジャケット仕様)
■Hard Luck Woman / Kiss
日本盤LPの邦題は「地獄シリーズ」でつなげられていたけど、"Detroit Rock City"が入った「地獄の軍団」で、日本でもブレイク。エアロスミスを初めて聞いたときも思ったけど、それまで聞いてきたイギリスのハードロックとは手触りがかなり違う。メイクは歌舞伎からヒントを得たなんてことは、今見ると気がつくけど、コドモだった当時は、そのインパクトで十分だった。その「軍団」に続く「地獄のロックファイアー」からのシングルが、猫メイクのピーター・クリスが歌う"Hard Luck Woman"。最初は"ハードロック・ウーマン"だと思ってて、全然ハードじゃないなあというのが第一印象。アコギの使い方とメロディーがキッスらしくなくて、好きだった。なんでもポール・スタンレーがロッド・スチュワートに書いたけど、使ってもらえなかったらしい。