■■中庭の出来事:恩田陸(新潮社)

中庭の出来事
3年前の記事の再録+
恩田陸 著作リスト


1)六番目の小夜子(92)■■ *1 
2)球形の季節 (94) ■■■ *2
3)不安な童話 (94) 未
4)三月は深き紅の淵を(97)■■■■*3
5)光の帝国 (97) ■■ *4
6)象と耳鳴り(99) 未*5
7)木曜組曲 (99) ■*6
8)月の裏側 (00) ■■■■*7
9)ネバーランド(00) ■*8
10)麦の海に沈む果実 (00) ■■*9
球形の季節 (新潮文庫) 三月は深き紅の淵を (講談社文庫) 月の裏側
11)上と外 (00〜01) 未*10
12)puzzle [パズル] (00)未
13)ライオンハート (00)未*11
14)MAZE [めいず] (01) ■*12
15)ドミノ (01) 未
16)黒と茶の幻想 (01) 未*13
17)図書室の海 (02) ■■■*14
18)劫尽童女 (02) 未
19)ロミオとロミオは永遠に(02)■■ *15
20)ねじの回転 (02) ■■*16
21)蛇行する川のほとり 1,2,3 (02〜03) ■■■*17
22)まひるの月を追いかけて (03) ■■*18
23)クレオパトラの夢 (04) 未
24)黄昏の百合の骨 (04) ■■*19
25)禁じられた楽園 (04) 未
26)Q&A (04) ■■■■*20
27)夜のピクニック (04) ■■■■*21 
28)夏の名残の薔薇 (04) 未
29)ユージニア (05) ■■*22
30)「恐怖の報酬」日記・酩酊混乱紀行・イギリス・アイルランド (05)  未
31)小説以外 (05) ■■*23
32)蒲公英草紙 常野物語 (05) ■*24
33)ネクロポリス (05) ■■
34)エンドゲーム 常野物語 (06) ■*25
35)チョコレート・コスモス (06) ■■■■*26
36)中庭の出来事 (06) ■■*27
37)朝日のようにさわやかに (07) ■■*28
38)木洩れ日に泳ぐ魚 (07) 未
Q&A (幻冬舎文庫) 蛇行する川のほとり (中公文庫) ユージニア

*1:学園ホラーもの、元々はジュヴナイル

*2:実質的なデビュー作で、新潮社のハードカヴァーの後ろの紹介見て、読みたくなって借りた@西大島図書館、これも学園ホラーともいえる

*3:4つの話がどれも以後の作品と関連がある、恩田ワールドの序章的な作品。ハイブロウとはこういう作品を言うのだ

*4:常野物語#1 ゼナ・ヘンダースンのピープルシリーズへのオマージュ

*5:本格もの短編集。途中で挫折

*6:ある意味少女漫画的なこの種の耽美なやつは一番苦手かも

*7:ジャック・フィニイの「盗まれた街」へのオマージュ。九州の水郷を舞台としたモダン・ホラー

*8:全く覚えてないけど、この評価なので耽美ものでしょう

*9:学園ものと耽美ものをミックスさせたタイプ、これも人気ある

*10:これも挫折中

*11:リチャード・マシスンの「ある日どこかで」(あるいはケン・グリムウッドの「リプレイ」)へのオマージュ。スケールの大きいノスタルジックというだけで敬遠している。そのうちにtry

*12:覚えてない

*13:何度も挫折中

*14:レアトラックを集めた短編集

*15:学園ものとSFをミックス。大脱走」へのオマージュか

*16:何度も挫折しながらやっと完読。2.26事件、宮部みゆきの「蒲生邸事件」へのオマージュか。タイム・パラドックスもののSF

*17:耽美ものが少し入っているがあっさり。私見ながら「岸辺のアルバム」へのオマージュか

*18:これも何度かの挫折を経て完読。和もの、火サスっぽい

*19:[10]の続編、やはり耽美っぽい

*20:オウム事件にヒントを得たと思われるドキュメンタリー・タッチの実験小説、かなり怖い

*21:本屋大賞吉川英治文学新人賞受賞作、一般的に恩田の名前を知らしめた1作。映画化もされた。文句なしのノスタルジック路線

*22:これも実験的な出来、推理作家協会賞長編部門受賞

*23:エッセイ集

*24:常野物語#2 イマイチ

*25:常野物語#3 期待はずれ

*26:ちょっと低調だったが吹き飛ばす快作。演劇もの

*27:これも演劇もので実験的な感じもある、山本周五郎賞受賞

*28:[17]の続編的なレアトラックス集