johnny#2

Is on Top
Johnny B Goode / Chuck Berry
いわずと知れたチャック・ベリーの超有名曲で、"School Day"(#3)、"Rock & Roll Music"(#8)、"Sweet Little Sixteen"(#2)といったヒット曲を連発していた58年の作品で、#8まで上昇。チェス・レーベルのLPの最初のアーティストが、ベリーだった事からわかるように、当時のチェスを代表とするヒットメイカーだった。ビジネス・マンとして金に汚かったとか、人間的に尊敬できない、とかそういう話はとりあえず置いておこう。60'sの英国のビートバンドに与えた影響は計り知れない(ベリーのカヴァーをやってない当時のバンドはいないはず)が、70'sに入ってからも、デイヴ・エドマンズ、フォガットなど昔のベリー作品を好んで取り上げるアーティストは後を絶たなかった。

当時のTV映像では、歌い方が、一般的に知られたのと違う。

これは72年、ジョン・レノンと共演したTVショー
無数のカヴァーの中からいくつか紹介。

ある意味、ジミ・ヘンのこのカヴァーを手本としたアーティストも多かった。

ジョニー・ウィンターのその口か。

とどめはヘンドリックス・イミテーターのこの人、フランク・マリノマホガニーラッシュ(音だけ)。

グレイトフル・デッドのボブ・ウィアも好んでベリー作品を取り上げた。さすがにいつものデッド節ではない。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から、マイケル・J・フォックスの演奏シーン。現代からタイムマシーンに乗ってやってきた、フォックスがハイスクールのダンスパーティーで、未来のリフを披露。これを見たベリーと言う姓の黒人が「いとこのチャック」に、「お前の探してた新しい音ってこんなんか?」と電話で伝えるギャグもある。