男性名#3

Blue
■The Last Time I Saw Richard / Joni Mitchell
僕がジョニ・ミッチェルを知ったのはザ・バンドとのラスト・ワルツだったけど、ちょうどその頃ジョニ自身が、チャールズ・ミンガスやジャズに深くかかわっていたので、リアルタイムで接した「ドンファンのじゃじゃ馬娘」や「ミンガス」は難解だった。遡ってみるとデビュー作は未聴ながら、あとは、70'sの作品はだいぶ聞いてきた。いわゆるフォーク時代の最後となるのが71年の「Blue」で、ラス・カンケルがdsつけている曲はいくつかあるが、やはりpianoやdulcimarの弾き語りが多く、ある意味では一本調子で、飽きてしまう部分があるのは今でもそう。
"The Last Time I Saw Richard"は、「最後にリチャードに会ったのは、68年デトロイトだったわ・・・」というモノローグで始まるpianoの弾き語り。歌詞はやっぱり難解だ。

ダルシマーの弾き語り