■Out On The Weekend / Neil Young

Harvest
12日は松本ちえことニール・ヤングとトーニャ・ハーディングのバースディで、僕の翌日なのでそれは知っていたのだ。
だからニール・ヤングを聞こう。
何故あんなにニール・ヤングをみんな好きなのか?僕はイマイチよくわからないのだけど(生き方に共感?)、とにかく老いも若きも好きなニール・ヤング。僕がリアルタイムなのは「American Stars'N'Bars」の"Like A Hurricane"からなんだけど、そのときはあのg-ソロに参った。その後すぐに時代はジョニー・ロットンにリスペクトした「Rust Never Sleeps」になり、徐々に爆音王となってゆくのだけど、その合間にふり返った初期の作品は、まあ好きな曲もあるけど、LP1枚通して好きなのは「On The Beach」ぐらいで、「After The Goldrush」のよさって今もわからないのだ。あのミミズがのたくったような歌詞カード見ただけで萎える。
次の「Harvest」は最近やっと捨てたもんじゃないなあ、と思うようになったけど、トップに収められた"Out On The Weekend"は昔から大好きだった。ストレイ・ゲイターズのシンプルな演奏もよくて、ベン・キースのsteelが入る瞬間が今もって琴線を刺激する。稀代の名曲なのにこの時期のものは、ライヴではソロで歌われることが多くて、キースのsteelが聞けない。とは言っても72年のBBCの映像は素晴らしい。こういうのを見せられると、やっぱりぐっと来てしまうのだ。


"A Man Needs A Maid"のようにストリングスがべったりの曲も今では少し許せるようになってきたのも不思議。そういえば"Are You Ready For The Country?"は、かつて湾岸戦争の頃、CNNを見るとよく流れていたけど、ここ何年かのイラク派兵に関しては、この曲が流れることはなかったと思う。

ハーディングはアメリカのスケート選手で、ケリガン暴行事件を起こした人。
松本ちえこは ↓

このユニフォームって「がんばれ・ベアーズ」のパロディ(というほどでもない)。なんとここでもsteelが聞ける。コマコ(駒沢裕城)だったりして。