若林映子のこと

わかばやしあきこ、と読む。60'sの東宝映画で活躍した女優。そのエキゾティックな風貌(今で言うアジアン・ビューティー)から浜美枝と共にボンドガールに起用され、日本ロケの「007は二度死ぬ」に出演した。三橋達也主演のスパイアクション「国際秘密警察 鍵の鍵」をウディ・アレンが吹き替え、編集した珍品・怪作「What's Up Tiger Lily」(音楽はラヴィン・スプーンフル)はまだ未見だが、ここでも若林は出演している。元々作品数がそれほど多くなかった事と早くに引退した事で、知る人ぞ知る感じになってるのは残念だけど、60'sの東宝映画を代表する女優。DVD化が遅れているが、成瀬巳喜男監督のサスペンス「女の中にいる他人」にも出演。これは端役だが妖艶な感じがよく出ている。あと「ウルトラQ」のタランチュラが出てくる「クモ男爵」の巻か。

http://fab4.at.webry.info/200511/article_2.html