#18-12 SHINODAさんのあたためセレクト

ON THE STREET CORNER 1

 1.ONE FOR THE BOYS/BRIAN WILSON
 2.OVER THE RAINBOW/VOX ONE
 3.HAPPY TOGETHER/THE NYLONS
 4.FUGUE/THE FREE DESIGN
 5.LE MARCHE DE LIMOGES/SWINGLE SINGERS
 6.TICKET TO RIDE/THE REAL GROUPS
 7.BOTH SIDE NOW/THE SINGERS UNLIMITED
 8.JAIR A MORIM/QUARTETO EM CY
 9.LA NEGRA TOMASA/VOCAL SAMPLING
 10.A NIGHTINGALE SANG IN BERKLEY SQUARE/THE MANHATTAN TRANSFER
 11.SONSHINE/TAKE 6
 12.ALONE/TATS YAMASHITA

SHINODAさんのセレクトはアカペラにこだわったものとか。確かにコーラスとかハーモニーとか、ユニゾンでさえ、ツボにはまると体温があがりますよね。有名曲が多いのも素晴らしい。思えばジャズ・ギターで始まったSHINODAさんのセレクト(休日に聞きたい曲、でしたっけ?)ですが、フォークあり、GSっぽいのあり、ワールド・ミュージックありといつもコンセプトがしっかりしててすごいです。
今回はブライアン・ウィルソンから始まってヤマタツで終わると言う美しい流れです。
僕はブライアン・ウィルソン本人よりも「Smile」だけ、「Pet Sounds」だけ、と言ってる人たちの方が苦手なのですが、1はとてもいい感じですね。2は何でもボストン・バークリー音楽院出身のグループとか。基礎が出来てるという印象です。僕にはきれい過ぎる感じですが。3のナイロンズも名前は知ってますが、タートルズの大ヒット曲でうれしい。ソフロ関係で人気のフリー・デザインの4には何故かイギリスっぽさを感じますね。5はダバダバ・コーラスですね。今回ELPネタが風来坊さんのセレクトにもあったので奇妙なグーゼンです。6は痛快。さほどビートルズにひっかかりがない僕でも思わず腰が浮きそうな感じ。7もジョニミというかジュディコリの曲をやっててうれしいですね。芸術品!10はやっぱりマンハッタン・トランスファーでしたか。洗練されてますね。もっとドゥ・ワップとかで来るのかなあ、とも思ってたのですが、黒人が11で登場。12はサイダーでおなじみの曲ですね(あんまり好きだったので似た曲をCMで作ってしまったとか。シングス・シュガーベイブのステージでもやってます(CD化熱望!)。そういえば「On The Street Corner」の最初のやつが出た時、アカペラの説明を凄く丁寧にやってた(一般的にはほとんどなじみがなかったので)のが印象的でした。
やはり6と12ですが、7と1もよかった。とてもあたたまりました。